今は村人Bとして生きる。
私は今無職のフリーターだ。
一応、多くて週一程度で単発派遣の仕事に出ている。
前職の人間関係と仕事のプレッシャーから逃げるように退職した私は、罪悪感で自分を責める日々だった。
安定した収入も得ず、DINKSのため子育てや母親業もしておらず、ダメ人間だと落ち込みながら憂鬱な日々を送っている。
働く意思はあるが、夫の転勤が近い可能性があるため、すぐ対応出来るように備えておこう。
という楽をするための良い言い訳をしている自分に嫌気がさす。
しかし、この状況を選んだのは自分自身。
いつまでもうだうだ言ってはいられない。
とは言うものの、自分の中の根暗魂と、HSP魂と、ネガティブシンキングが邪魔をしてくる。
とても生きづらい。
どう突破しようか悩んだ結果、今日ぽっと思いついたことを記録しておこうと思う。
それは、
「村人Bを演じる」
だ。(アルファベットはなんでも構わない)
いくら暗くなったって、現状は変わらないし、夫の4月の異動が決まるまでは今のまま過ごすことを自分で決めた。
けれど迷いや不安の中で揺れる気持ちに嫌気がさしている。
ならば、いっそのこと、そんな自分を切り離して、村人Bになってやろうとふと思った。
これまで仕事に励んでいた自分を村人Aとする。
Aの時はやりたくない、向いていない仕事を必死にこなそうと足掻いていた。しんどかった。
村人Bの今は、なんにも縛られるものがない、自由な人間だ。
仕事のストレスもない、母親業もない、親の介護もまだ先。
めちゃくちゃイージーモードだ。
世間的にはプー太郎かもしれないし、
若いうちの苦労は勝手でもせよ、という言葉に反する生活をしている。
けれど、約半年間くらいはそんな生き方、許しても良い気がする。
自分で自分を許せないけど、村人Bになら許せるかも。
こうして自分を切り離して考えると少し楽に感じた。(現実逃避…?)
そのうち、また働きに出るだろうし、その時は次の村人Cの人生が始まる。
今は村人Bの人生を楽しもう。
ストレスフリーな自由な時間。
周りは周り。自分は自分。
長いであろう人生、生き方に固執せずに、柔軟に対応していきたい。