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美しくあるということ。

先日、美しいシニアの方に出会った。

指先から心の奥底にある心がけまで、美しかった。


その方はすすきので18歳からずっと働いていた。

自分自身の「女」を資本にして。

お酒も飲めないのにそんなお仕事できるの?と何度も言われてきたのよ、と。

だけどその分「女」としての武器を磨いて、強い生き方をしてきた方だった。


年を重ねても美しさを欠かさない心がけ、大切にしてきたプライドがとにかくかっこよかった。



美しくあることの意味って何だろう?

「女」としての美しさは「人間」としての美しさと少し異なる気がしている。

「人間」としての美しさについては、徳があるかどうか、だと私は信じている。

徳がどんなものか?
それは論語を読んでください。

孔子


一方で「女」としての美しさは?

今回その方とお話しして、女性としての美しさは強く生きることにつながるのだと、教えてもらった。


外から見える美しさは、自分の気分をあげ、自分に自信を持たせてくれる。

自分に自信を持てたら、自分を好きでいることができる。

凹むことがあっても自分を元気づけることができる。

そうして、すぐに立ち上がることができれば、強く強く生きていける。

強く生きるって言ったって、大抵身体的には男性に敵わない。

だからその分、髪を整えて、メイクをして、香りを纏って、スキンケアをして体を引き締めて、美しさを大切にするんだ。


中学の女子バドミントン部を引退する時、顧問の先生が最後に言っていた。


「良い女になってください。」



その意味が少しわかった気がする。

p.s.

今日は何も予定がない。強いて言えばミーティングが一つ。

だけど髪を巻き、1人で歩いて図書館へ出かけてみた。


少しでも「良い女」に近づけるように。

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