ようこそ用具沼💛卓球は用具が7割! Nittaku『剛力』編
好きな言葉は『卓球は用具が7割!』
唸るフォアは昭和打ち(45°アッパースイング)!
昭和打ちのおっさんは最新用具に対応できるのか?
用具沼にハマるおっさんの奮闘記です。
ラケット紹介
今回紹介する用具はNittakuの『剛力』です。
価格 ¥36,300(税抜¥33,000)
合板構成 7枚、木材
打感はミッドスピードに分類される,完全受注生産のスーパーラケットです。
詳しくは、この店長さんの動画みてください(剛力部分からスタート)
このラケットに換えてから,勝率がぐんと上りました。
郡大会50代シングルス優勝までいきついた思い出のラケットです。
(思い出というのは今は使っていないからです)
完全受注生産の高級ラケット「剛力」
社会人プレイヤーになってからバック粒異質型の選手に転向しました。そのときに思い切って購入したのが,このラケットです。
バック粒異質型に転向し,バック面にOXラバーを貼るようになりました。OXラバーは重量が軽いので,それを補うためにラケットは重くする必要がでてきます。剛力は平均重量100g超えるまさに重量級ラケットです。
異質バック粒ブロックマンなら,Grass D.TecSのOX一択!
私がこのラケットに貼っていたのは,TIBHARの『Grass D.TecS(グラスディーテックス)』のOXです。
個人的な感想ですが,初中級者バック粒ブロックマンであれば,剛力バック面に貼るラバーはこれ一択!です。
相手に嫌がれること間違いなしです。
Grass D.TecSは,とにかく変化がえげつないので,初中級者相手なら勝手に自滅してくれます。
嫌われる戦略には演技も必要
長らく次のような作戦で,勝ち星をあげてきました。
① 相手のバックに対し、モーション丸見えの下回転水平切りサーブを送る。
② 相手がツッツキを返してきたら、思い切ってGrass D.TecSでガツンとプッシュをする。
③ 相手のレベルによりますが、ほぼ三球目攻撃のような鋭く低い上回転のボールになります。
この反転プッシュ攻撃を高いレベルで実現できるのは,剛力+Grass D.TecS(グラスディーテックス)』のOXの組み合わせでした。硬いウォールナットの天板がそれを可能にします。
マテリアルスペシャリストのSuperwallなどいろいろ試しましたが,Grassが一番はまりました。
④相手のボールが返ってきた場合、チャンスになることが多いです。スマッシュしましょう。
⑤ラリーが続いているようなら下回転をバックに送って続けましょう。
この単純な作業をしていると、かなり勝つことができるようになりました。
ですが,当然,相手は慣れてきます。
重要なのは相手に「慣れてきた」と感じさせることです。
相手に慣れさせるため、ほとんどぶつ切れの下回転サーブを使います。
相手が慣れそうだなと感じたら、次の戦略に切り替えます。
①下回転サーブと同じ動きで、ナックルサーブを相手のバックに送ります。
②相手がつっつく
・オーバーして自滅
・相手が軽い下回転で返球するので、プッシュ(上回転の反転)で返球...基本的には同じ戦略を繰り返します。
相手の感覚を狂わせることがバック粒の醍醐味です。これで私は郡大会で優勝することができました。自分でもやり方がずるいと思います。
勝てるのは5セットマッチ,初見相手の試合
はっきりいって,粒高になれている上級者にはまったく通用しません。初中級者相手でも何回も対戦するうちに負けるようになってきます。そうなると,上以外の作戦も必要になってきます。
今年5年ぶりに卓球に復帰しましたが,復帰後,初大会参加の市民大会で,昔と同じ作戦で3位に入賞しました。
粒高からの卒業。そして名ブレード『剛力』の封印
さすがに,粒高に頼りすぎた自分のプレイがつまらなくなってきました。
そこで現在,思い切って右シェイク裏裏ドライブマンに転向しました。連敗中ですがとても楽しいです。
…ですが,不治の病といわれる,道具沼病に罹患してしまったのです。
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