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【コラム】複業について考える

こんにちは、葵です。
外仕事でヘトヘトになって帰宅し、通知をみたらたくさんのスキ&フォローが……!励みになります。
ありがとうございます。

さて今回は、複業について書いていきたいと思います。
パラレルキャリアとかスラッシュキャリアとか、言葉は聞いたことがあるけどなんとなくしか知らない……ということでこの際ちゃんと調べてみることにしました。




副業と複業

漢字でなんとなくわかりそうですが簡単にまとめてみます。
■副業
あくまで本業(メイン)のサブ的な収入や仕事。本業+αの収入増が目的
■複業
本業が2つあるイメージ。パラレルキャリアやスラッシュキャリアと呼ばれたりもします。
2つともおおよそ似たような意味で使われます。
パラレルキャリア
経営学者、ピーター・ドラッガーが提唱した働き方で、複数の仕事・キャリアを持つことを指します。
あくまでも複数のキャリア形成が目的なので収入の有無はあいまいで収入に直結しない趣味・ボランティアであっても「複業」となります。
●スラッシュキャリア
SNSで自身のプロフィールに肩書や経歴を「/(スラッシュ)」で区切って載せる人が増えたことから2007年にアメリカのジャーナリスト、マーシー・アルボハーによって提唱されました。
こちらの場合は趣味やボランティアは含まず、あくまで複数の職業を掛け持ちしてキャリア形成する働き方のことをいいます。
最近はパラレルキャリアよりスラッシュキャリアの方がよく聞くかもしれません。
こうした働き方をしている人のことスラッシャーやスラッシュワーカーといいます。
例えば私でいうと「医療福祉職/Webライター/合唱」だとして、
収入的な意味では本業:医療福祉職、副業:Webライター、趣味:合唱
となるのですが、これを本業さながらの熱量でキャリアを築いていると考えれば「医療福祉職/Webライター/合唱」というパラレルキャリアになり、
「医療福祉職/Webライター」という複数の職業を掛け持ちしているということを考えるとスラッシュキャリアを築いているスラッシュワーカーともいえます。
note利用者の大半の方がパラレルキャリアやスラッシュキャリアを築いているということですね。



パラレルキャリア/スラッシュキャリアはなぜ注目されているの?

ではどうして最近注目されているのでしょう。
恐らく、1つの仕事、1つの会社のみに依存する働き方が難しくなったからではないでしょうか。
あるいは色んな仕事のキャリア、色んな職場の人との人脈を築きたい人もいるかもしれませんね。
ですがこれも裏を返せば色んな仕事、色んな職場と人脈を築いていないと不安だということでないでしょうか。
また、会社目線でみても社員を生涯ずっとその会社で雇い続けられる保証もなければ年功序列的に給料を上げられる保証もないので自力で収入を補填してくれる+複業で得たスキルを自社で活かしてくれる
といいこと尽くしなことから、副業禁止にして転職されるリスクよりは、複業OKの方がメリットも大きいかもしれません。



というわけでざっくりとですが複業について考えてみました。
先の見えない今、複業よるキャリア形成は個人にとっても会社にとってもWINーWINな状態といえそうです。

色んな仕事、色んな会社に軸足を置いて不安定な世の中をしっかりと歩いていきたいですね。



参考書籍

最後に面白くてためになった参考書籍を紹介します。
事例がたくさんあって読みごたえがあります。

1冊目は図やイラストが豊富。
2冊目は実例が豊富です。
ぜひ読んでみてください。

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