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京住日誌 3日目
夜は10時には意識不明状態なので朝は早い。5時30分起床。朝風呂に入った後、日課の新聞3誌をデジタル版で斜め読み。斜陽産業と言われて久しい新聞業界だけれど、デジタル版に活路を見出せるかもしれない。ニューヨークタイムスもデジタル版でかなり読者を戻したというし。それになんだかんだ言いながら、特集記事は読み応えがある。今のお気に入りは朝日新聞の「人生の贈りもの」と産経新聞の「拳闘の島」。こういう記事を読むと「腐っても新聞だよなぁ」と思う。めちゃくちゃ偉そうですけど。
こういうことをしているとあっという間に8時過ぎになり、朝の散歩。五条からゆっくりと上京する。朝だから当然?閉まっているけれど、気になる店が連なる。
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ここまでは朝だから通り過ぎることができるが次のようなポスターは看過できない。
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その場でネットで申し込んでしまった。危険だ。おちおち散歩もしていられない。そしてさらにいけないものを発見してしまう。
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ちょうど?朝食もまだだったし、入店。数人並んでいた。ややあって席に案内され、注文したのは京朝食セット
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店の雰囲気は良いし、不味いわけではないけど、トースト追加で2050円はちょっと高いかなぁ。
食後はそのままバスを乗り継ぎ、右京中央図書館でお勉強。
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レファレンスルームに席を取って郷土本コーナーを探索。当たり前だけれど充実してますな。
とりあえず目についたムック本を席でめくる。
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どの本も刊行年が2017年で今から5年前静かな?応仁の乱ブームがあったらしい。事前に知っていればきちんと内容を理解して京都を彷徨できたのに。しかしながら後悔しても始まらないので、これらの本で「いつ・なにが・どこで」起こったかを確定させよう(レベル低くてごめんあそばせ)。というわけで2時間ほどノートを取る。そうこうしていると朝はしっかり食べたのにお腹がすいてきた。そこで席はそのままに、近くのラーメンでごく普通のラーメンを食べ(苦笑)、図書館に戻るべく歩いていると、嵐電が通り過ぎていく。
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元鉄ちゃんとしては嵐電に遭遇して冷静ではいられない。今更ながらにここが太秦に近いことに気がついた。僕にとって「太秦」は映画村ではなく、広隆寺だ。
青空の広がる気持ちのいい日はお寺巡りがふさわしい。800円を払って霊宝館へ。広隆寺は国宝20点、重文48点を所蔵しているそうだ。全てを公開しているわけではないが国宝第一号である弥勒菩薩半跏思惟像は霊宝館中央に鎮座なさっている。像の前に畳があってそこに座って鑑賞できる。その柔らかい物憂げな表情を眺めていると、日頃の煩悩が洗い流さられるようだ(あくまで「ようだ」ね。ヨーダじゃないよ)。
その他十一面観音立像や不空羂索観音像の国宝に圧倒されつつ、広隆寺を後にした。再び嵐電に乗って図書館に戻り、調べものの続きのフリを閉館までして、バスを乗り継いでホテルへ帰った。部屋のドアに広隆寺で買ったお札を貼った。
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