この子のよりどころになりたい
小学校1年生と保育園に通う双子がいます。
タイトルの"この子"とは、小1の長男のこと。
ここでは一号と呼ぶ。
一号の性格は、ジャイアンかのび太かと言えばのび太寄りの性格。怖がりで小心者。いじめるよりは確実にいじめられる方。
たまに学校での出来事を話すときは、「トランプやってたら『下手くそって言われた』」や、「6年生に『しね』って言われた」のような、自分が傷ついたエピソードが中心。
そう言われた場合、頭ごなしに否定や強い言葉を控えて、「そっかぁ、それはやだね」と共感の言葉を言うようにしている。
そしてその次には「嫌ならイヤと言っていいんだよ」と伝える。
これが一号の性格上、難しいことは分かっているので、「何かあれば担任の先生に言いなさい。先生が助けてくれなければすぐに私に言いなさい」と伝える。
担任の先生は信頼できる方のため、何もしないことはまずないが、万が一先生が動かなかった場合、すぐに私は動こうと常に思っている。
頭の中でシミュレーションもしている。
翌日に一緒に登校する。(先生にはあらかじめ一緒に学校行くことを伝えておく)
教室の後ろでじっと様子を窺う。(積極的には動かない)
これでかなりの抑止力にはなるのではないか。
私が教室にいながら、それでも一号にちょっかいをかけてくるようなタフな奴の場合、まさにその瞬間に、いかにつまらんことをあなたはしているのかということを分かってもらうために、自分よりも30近く年下なんてお構いなしに大人の言葉でこんこんと伝える。
全ては一号の、生まれ持った優しさや相手を優先して自分の気持ちを押し込める我慢強さを守るため。
一号よ、私は君のためなら世間体なんて簡単に捨てられるよ。
だからどうか、これからもなんでも話してほしい。
突然、ひっついてきて、「だいすきー」と言ってくれ。(これもあと2,3年だろうなぁ)
私は君のよりどころになりたい。