からすととんび(創作絵本)
【ねぐせ】
『あ~きのうはよくねむれたなぁ』
『あ!トンビくん⁉️え?どうしたの?そのあたま』
『カラスくん、きづいてくれた?ぼくさ、ヘアスタイルかえたんだよ。いままではまんまるだったでしょ?ちょっとすっきり、しゅっとさせようとおもって、どう?』
『いいよ!トンビくん。かっこいい!』
『ありがとう。ぼくこれからはこのスタイルでいくよ。それよりカラスくんそのあたまどうしたの?ぼくのまねっこ?』
『え?』
『あ!はねてる!なんで?やだよこれ~』
『カラスくん、ねぐせ?』
『きのうみずあびしてつかれてさぁ、そのままねちゃったんだ』
『ちょ、なにするの?トンビくん』
『なにって、おさえたら、はねたのなおるかとおもって』
『や、やめてよ』
『わかったよ』
『ちょ、だから!やめて!』
『くちばしておさえてあげようかとおもってフフフッ』
『あ!いまトンビくんわらったよね?ぼくのねぐせみてわらったよね!』
『いいじゃない。カラスくんだってぼくにイボができたときわらってたじゃん』
『つんつん』
『だから!やめて!』
カァーカァー
ポトンッ‼️
『ん?』
『あ!』
『…カラス…くん…ねぐせ…なおったね……』
『……う…………ん……』
おしまい
最後まで読んで下さりありがとうございます(*´∀人)
友人と、その辺に座って世間話。たわいもない話で盛り上がる。動物もこんな感じで話したりするのかな?と、思いながら書いて気づけば3話…笑
読んでいただき、本当にありがとうございます😆⤴️💓