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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ダンサー・イン・ザ・ダークを見た話。


#映画紹介
 ちょうど先週にいつも特番などで沢山の映像作品を紹介しているチャンネルで「死ぬまでに見たい1001本の映画」という特集があった。
その特集のおかげで、昔から気になっていた映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見る機会があった。
そのことについての感想などを今回は語っていこうと思う。


*この先重大なネタバレ注意


 私は、元からスリラーやサスペンスなどのフィクションならではの過激な描写が含まれる作品が好きだ。
そんな中、両親が洋画が好きで沢山サントラを持っているような人だったのでお勧めの作品を教えてもらったのである。
その中でも一際興味をそそられた作品が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」であった。 
まずはじめから音楽でこの映画の世界に我々を引きずり込んでくるような映像描写が目に入ってきて早速不安を自身のカラで覚えた。
もし映画館でこの映画を見ていたらどんな感じなのだろうという思いで見ていたので、最初から強制的に引き込まれる演出を用いてきたのはしびれた。
そこから、セルマという女性が主人公ということ。彼女には夫なしで1人の息子がいて女手一つで養っていることが説明される。

印象に残ったシーンとしては、合計6曲もあるミュージカルのシーンとビル殺害の胸糞シーンである。

その6曲は沢山の考察動画を見たところ、セルマが不幸な経験をしたタイミングで始まるという。とても納得した。しかも、いつも手持ちカメラで撮影する方式を採用しているこの映画だがミュージカルシーンだけは固定カメラで撮影していて映像で酔うことは全くない。
その差が明らかに効いているのか、ミュージカルシーンはとてもセルマの感情を表している空想世界の用意感じられる。
加えて、ラストシーンは本当に驚いた。何よりも処刑台の床が落ちた時の音がとても大きく、しかも直前までセルマはアカペラで歌っていたからだ。大きな声で息子の手術が成功したことによる安堵とこれから絶対的に逃げられない死の運命を受け入れようとしている美しい最後から2番目の歌。
見ていてこれは歌が1段階してから宣告があってからなのかそれとも…
とハラハラしていたのでその期待をいい意味で裏切るほどの後者の描写があり満足だった。
主演のセルマ役をしたビョークという世界的歌姫の歌なしでは完成しなかった映画だと思うので、私もその心動かされる歌を歌ってみたいなぁと思っている。笑

始めての映画の感想を書いてみたが、自分の語彙力が試される気がしていてとても面白いなと感じた。これからも見た作品や映画についてもnoteに記していこうと思う。

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