「財務の立場から事業成長を」IPOに向けた経理・財務の役割と魅力とは

アラカンの経理財務チームは、経営陣や各部門と連携しながら、決算、予算策定、IPO準備といった幅広い業務を担当しています。

「アラカンへの転職に迷いはなかった」と語るのは、一貫して経理・財務のキャリアを築き、アラカンでも経理・財務を担当する安井慎太郎さんです。

今回は、安井さんにアラカンでの経理・財務の仕事と、会社の成長を支える役割について詳しくお話を伺いました。

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経営陣に近い立場で、財務の立場から事業を成長させる

ーまずは、簡単に自己紹介をお願いします。

大学卒業後、一貫して経理や財務のキャリアを築いてきました。代表の田中がCOOを務めていた大手中古車販売会社のネクステージで長く働いていました。
ネクステージで経理・財務担当として会社の上場を経験した後、一度転職を経てアラカンに入社しました。現在は入社3年目で、経理と財務の業務を担当しています。

経理業務では月次の締めや決算関連の業務を担当することが多く、財務業務では予算作成や資金繰り、銀行とのやり取りを担当しています。

ーアラカンへの参画経緯を教えていただけますか？

安井）ネクステージにて、現在アラカンの副社長である安藤が管理本部長を務めていた時期に、私は経理の主任として勤務していました。
その後、自分が転職をした後、安藤からお声がけいただき、それがきかっかけでアラカンへの入社に至りました。

転職の理由は、より幅広い業務を担当したいと思ったからです。前職では業務が細分化されており、特定の作業に限定されていました。
一方でアラカンでは、経理から財務に至るまで、幅広い業務を担当できることが魅力でした。

安藤は大きな裁量を与えて仕事を任せてくれ、私を育ててくれた師匠のような存在でした。一緒に働けばもっと成長できると確信していたので、声をかけてもらったときは、アラカンへの転職に迷いはありませんでした。

ー経理・財務部門で行っている主な業務について、具体的に教えてください。

経理業務では、仕訳処理や経費精算のチェック、月次処理や残高管理などがメインです。
財務業務では、インターネットバンキングを使った振込、予算編成や資金繰りに関する業務を行っています。

予算編成業務に関しては、会社の戦略も含めて考える必要があるため、各部署からくる売上や販管費を見ながら行っています。
月一回、各部署とのマネージャー会議があるので、部署ごとの課題も共有しながら連携しています。

財務関連業務では、予算策定の際に財務担当者として予算会議に参加し、社長を含む経営陣と直接議論する機会が多くあります。経営陣に近い立場で、自分で作成した予算を基に会社が成長することを肌で感じることができます。
このような経験は、事業が急成長する今のフェーズならではの魅力だと思います。

IPOの成功は、大きな成果と自信に繋がるキャリア機会

ーアラカンでの経理職を通じて、どのようなスキルや能力が身につくと思いますか？

入社される方には、経理と財務双方の業務を担当していただくので、幅広いスキルの習得が可能です。
経理業務に関しては、なかなか経験できないCtoCビジネスでの仕訳や月次決算業務を担当できます。

これからはIPOに向けた準備もあるので、通常業務以外にもIPO関連の資料作成などのスキルも身につきます。
特に、証券会社へ提出する資料作成では膨大な過去資料・データを集計する必要があり、差し戻しも多いので忍耐力も必要です。

上場に向けての内部統制や、それに沿った経理・財務処理をするシステムの導入で、仕事のやり方がガラリと変わる可能性もありますね。
システム導入の際は、上場の基準にあっているかどうかのチェックも経理担当が行ないます。

また、財務業務の中では予算作成のスキルをつけられます。
会社の成長に合わせた予算の振り方ができたり、今後の成長を予測しながらの予算作成ができるようになります。

ー業務上で特に難しいと感じる点はどこでしょうか？ 

予算作成や資金繰りは、これまでの経験がなければ難しいと感じられるかもしれません。経験がない場合でも、私が実務を通じてサポートしながら進めていく予定です。

数字に明るく、各部署とのコミュニケーションを取れる方であれば経験の有無は関係ないですね。インターネットバンキングなどの財務系オンラインシステムの利用経験があると、業務に入りやすいです。

ー経理・財務としての仕事を通じて、将来的にどのようなキャリアアップが期待できますか？

経理と財務の両方に共通して、IPO準備に携われることは大きなキャリアアップになります。経理財務をリードしてIPOを成功に導くことができれば、それは大きな成果と自信に繋がると思います。
さらに、業務の幅が広く、経理と財務のどちらも経験できるので、将来的な選択肢を広げることにも繋がると思います。

ー経理・財務の業務プロセスで現在課題となっている点や、改善したい点は何ですか？

経理の課題は、仕訳を手動で入力していることです。使っているシステムのデータ連携を改善し、業務効率を上げて月次の締め日を早くしたいですね。
これから入っていただく方と一緒に、システム面を強化していきたいと思います。

財務では、取引が増えて振込件数も増えているので、現状一件一件処理しているところを変えたいです。
総合振込という形でシステムから銀行情報を吐き出して振込ができるようにし、手入力ではなくシステム化することで処理を早めたいと考えています。

アットホームな雰囲気で、ワークライフバランスを保てる環境

ー経理チームのメンバーや雰囲気について教えてください。

チームは現在、私ともう一人のメンバーの二人です。二人とも仕事に対して真摯に取り組んでいますが、雰囲気としてはアットホームですね。

ー残業時間など働き方について教えてください。

1ヶ月の残業時間は、多くて10時間ほどですね。
決算前後や月次締め作業が発生する際はやや忙しくなりますが、振替休日なども柔軟に取れるので、個人でバランスを取りながら働けると思います。

ーどのような方がアラカンの経理にマッチすると思われますか？

会社と一緒に成長していきたいと考えられる方ですね。
大変な場面に直面しても、一緒に頑張れる方と働きたいです。

業務を落ち着いて、余裕を持って進めることができ、かつ、数字に対して責任感を持つ方であれば、チームの雰囲気に馴染みやすく、お互いに協力しながら仕事を進めることができると思います。