女の勘が鋭い理由
女性の勘は赤ん坊を育てるために発達した
人類が進化の過程、狩猟採集民の頃、男女の役割は今よりもはっきりしていた。男は狩りに出て食料の確保を、女性は採集と子育てを中心にやっていた(諸説あり)
今でこそ、育児に男性の参加が当たり前になったのだが、遠い昔から子育ては女性の役割だった。当然のことながら、生まれて間もない赤ん坊は言葉を発することができない。女性である、母親はその赤ん坊の表情やしぐさなどから赤ん坊の要望、感情などを察しなければならなかった。そうして、進化の過程で女性は男性にはない、察する能力を身に着けるようになった。
また、物言わぬ赤ん坊を守るために、体調の変化を感じなければならなかった。女性である母親は、赤ん坊のちょっとした違和感を感じ、体調の変化に敏感になる能力を身に着けたのである。
まさに、この察する能力と違和感を感じる能力こそが、女の勘と呼ばれる能力なのである。女性は、男の嘘や変化などを表情やしぐさから察したり、違和感を感じることによって見抜くのである。これは男にはない能力なので、男は女性の勘は鋭いと感じるのである。
察してほしい女性
こういったことから、女性は察する能力、違和感を感じる能力が男性より長けてるため、女性は、同じ能力があると思って、男性にも察することを求めてしまうのである。しかし、前にも述べた通り、進化の過程で子育てに参加してこなかった男性は、察する能力や違和感を感じる能力は身につかなかったので、しばしば男女で察する察しないでいざこざが絶えないのである。
ちなみに、余談だが、男は狩猟を主に受け持っていたことから、女性のような察する能力は身につかなかったものの、女性よりも、空間認識能力は長けている。
この記事が役になった、面白かったという方はスキボタン、フォローの方をよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?