観察で見えてきた行きしぶりの息子の変化
息子は保育園の2歳児グラスから卒園まで登園しぶりをしていて、小1になった今も登校しぶりをしています。
「早く行きなさい!」
「どうして時間守って!」
と息子を怒って行かせるのが毎朝憂鬱で、頭を抱えていたとき、Voicyはるさんの放送で、観察することが大事と言っていたのを聞いて、朝の息子の観察日記をつけ始めました。
朝どんな様子で起きて、何を食べて、家を出るまで何をして過ごしていたか、通学途中はどうだったなど、簡単に記録していきました。
1週間ほどたち、日記を見返してみると、
これまで毎日同じだと思っていた息子の行動が、実は微妙に変化していることに気がきました。
朝食を毎日ちゃんと食べるようになった
通学班では行かないが、集合時間までに家を出られるようになった。
言われなくても自分で名札をつけ、靴下をはいていた。
以前は昇降口まで私がついていくことも多かったが、最近は校門の前で「ここまででいいよ」と言って、一人で学校へ入って行く日が増えた。
など、小さな変化ですが、少しずつ成長しているのを感じられました。
少しずつだけど、彼なりにちゃんと前に進んでいる。
記録をする前は、「ああ、また遅刻か・・」と落ち込んで終わりだったのですが、少し希望が見えた気がしました。
もちろん、朝起きない日や、集合時間に全然間に合わないなど、後退するときもあります。
でも、前進、後退と繰り返しながら、長い目で見ればちゃんと進んでいる。それでいいと少し思えるようになりました。
*****
最後に私の好きな孔子の言葉を書きたいと思います。
止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。
It does not matter how slowly you go so long as you do not stop.
ここまでお読みいただきありがとうございました。