2023/9/5 誰かの生き様の上を生きている
今日とある事情で業者の方々に家で6時間ほど作業していただいた。
作業場となる部屋の掃除だけでなく動線となる玄関から廊下の掃除も必要だと直前に気づけた私、業者を家に呼んで長期間作業してもらうことに対してはど素人の一般市民に関わらず素晴らしい対応であった。あっぱれ。
ただ、帰り際にオロナミンCまで渡したのは素人にしては調子乗りすぎだったかもしれない。あの方々オロナミンC好きだったらいいな。
アベさんは広島に帰ってから塗装工として働いていたみたいだけど、今日来た業者さんみたく“失礼します〜”とか言ってお客さんの家に上がったり作業の流れを分かりやすく説明したり、時には話しかけてくる素人(客)に合わせて接客トークしたり、帰り際にオロナミンC渡されたりしてたのかなあ。もしかしたら、というかきっと絶対に今でも広島にはアベさんが塗装した家や建造物が残されているんだろうな。その持ち主はその壁を塗った人間が多くの人を昔も今も熱狂させている稀有なギタリストだということも、もうすでにこの世からいなくなってしまったことも知る由もないだろう。
私が住むこの家は築何十年にもなる。
誰かの生き様の上で生活しているんだなと、まるで今日初めて気づいたかのような気分になった。