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実は知らない経済の基礎1 GDP編

 知った気になっているだけで実は知らなかったことって結構ありますよね?

 経済の仕組みはそんな誤解や偏見で溢れています。

 お金は使えば使うほど増える! お金は貯めると減る!

 そんな嘘みたいな本当の話を書いていきたいと思います!
 なお、分かりやすくする為に『私とあなたと銀行だけがある国』をモデルに書いていくのであしからず。

 この国には私の持つ1,000円だけ貨幣だけが有ります。
 あなたは魅力的な商品を作り、私はそれを1,000円で買いました。

 私も商品を作りあなたに1,000円で売りました。

 二人の支出を合計すると2,000円になりますよね?

 これをGDP2,000円と表します!

 GDPとは『ある地域のある期間内の支出の合計』を指します。

 国内総生産とも言いますがなんだか分かりづらいですよね?

 国内総生産とは『国内の生産物の合計金額』のことで、この『合計金額』は言い換えると『国内の支払額の合計』のことであり『国内の所得の合計』
でもあります。

 全ての生産物には対価が支払われ、その対価は全て誰かの所得になるからです!

 これを『三面等価の原則』と言います。

 以降はGDPを国内総支出と呼称させていただきます。

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