使える人生哲学
私は哲学が好きで、時間があると思考を巡らせるのですが、此処で言う哲学とは、『すべての学問を包括的に考えて否定できない真実』を見つけるということで、そんなたいそうな人間ではない私が、皆さんに代わって無駄に時間を浪費して見つけてきましたよ。
というお話をしたいと思います。
早速ですが、人間の出来ることは三つしかありません。
『考えること』、『考えたことを試すこと』、『試した結果を受け入れる事』の三つです。
簡単ですけど分かってない人が多いんです。
そもそも人間にとって一番面倒なことは『考える』ことで、理由はエネルギーを大量に消費するからだと思われます。
しかし、考える事を省略することでより高度な判断をする事が可能になったりと悪い事ばかりではありません。
ですが、考える事をおざなりにしてはいけないのが何かを練習する時などです。
ダルビッシュ投手も似たような事を言っていたようですが、『考えずにした努力は裏切る』という事がありまして、例えていうなら『プロ野球選手になりたいからRPGのレベルを上げる』は妥当でしょうか??
意味不明ですよね? プロ野球選手になりたいなら野球の練習をするべきです。
しかし現実にはこれに近い人達が驚くほど多いのです。
例えば、野球が上手くなりたいと思う時、筋トレのメニューは自分に合っているか? 自分の筋肉は持久型か瞬発型か? 筋トレよりもすべき事があるか? 等、筋トレだけでも考えなければいけないことが山ほどあります。
これを読んでいるあなたは考えていますか??
勿論考えていなくても良いんです。
考える事は疲れますから、でも自分の夢に繋がる事柄に関しては立ち止まって考えてみて下さい! それが本当の努力です!
次に『考えた事を試す事』ですが、そもそも考える事を放棄している人が多いので、この段階を経験する人は稀です。
そしてこれはあまり重要ではありません。
だって試すだけですから!
重要なのは次です!
『結果を受け入れる事』です。
『考えた事』を『試して』みて『結果を受け入れる』事ができていれば、上手くいかなかった場合は『考えた事』が間違っていて、もう一度考え直してまた『試す』
上手くいったのであれば、成功例として頭に刻まれますよね!
問題はここからで、成功が偶々だった場合や上手くいかなかったとき、そのやり方に固執して失敗し続ける人が多くいます。
こういう人は他責思考が強かったりして、『あの人のせいだ!』とか、『運が悪かっただけ!』なんて言い訳してしまうので厄介ですm(_ _)m
逆に『自分が悪いのかな?』とか、自分を責めたりする人は他責思考の人よりも賢い可能性が高いと思います。
でも、そんな風に考えると自信が無くなったり、勇気が出なくなったりして、やはり良くありません。
心の健康のためにも少し考え方を変えてみましょう!
キーワードは『目指すべきは上を、比べるべきは下を』です!
上を目指す場合、上を見れば自分よりも上の人達が山の様にいるかも知れません。
しかし下を見ても山程人がいる事でしょう! そんな人達よりも自分は上だと思えば、自分のしている事は意味のある事だと思えるのではないでしょうか??
世界一じゃなければ意味が無いのでしょうか? 日本一に価値はないでしょうか? それより下の県一位は? それよりもっともっと下は?
努力しているのであれば、出来ない人よりは出来ていると思います! それは人に自慢できる素晴らしい事だと私は思います。