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今月のメディアあれこれ #37春一番スペシャル

第一部 ビデオ安売王 プロレスモノ 2番勝負

新春ビデオプロレスデスマッチ!
安売王プロレスの中でもレアな2作。大銭湯プロレスとターザン後藤の誰でもプロレスラーになれるビデオを特集。

ジャケ写が良い!

色使いが良く安売王シリーズの中では傑作な1本。
まず銭湯でプロレスをやるという発想がなんと言っても凄いね。

商店街プロレスの予告も入っていました。

こちらはビデオ安売王の公式YouTubeにあるので是非見てね。

始まった〜!!

まず序盤は川崎球場戦やその前後の大銭湯プロレスに発展した流れをドキュメント風に。
ちなみに川崎球場戦の翌日に早朝から夕方にかけて撮影したから凄い。中々のハードスケジュールである。

中牧に要請!

ターザン後藤は勝てなかった苛立ちと怒りからIWAの会長を拉致してしまう。それを救うために中牧は大銭湯プロレスを始める。
ルールは脱衣所にマットを敷いて戦うダッグマッチ。
ダッグ相手は徐々に熱くなっていく湯船で待機。

ミッションQ

冬木弘道のエスコートガールグループ3人組だったらしいが情報が少ない。熱湯コマーシャルにも出ていたらしい。会場は足立区にある銭湯の梅月の湯。
ちなみに梅月の湯は現在は閉業しており、既に09年の時点ではもう無い。かなり早い段階で閉業したと思われる

マグナム北斗!

92年にプロレスデビュー。この時期はハーレム野郎というコンビで漫才師をやってましたな。解散直前の時期。

熱湯にダウンして敗北したヘッドハンターB

待機中の方が熱湯の為、キツいという特別仕様。
湯船に入るという習慣が無い為、これは不利だ。

竹籠をぶん投げるターザン後藤

次第に薪を焚べて温度を上げる事をマグナムが要請するのだが、銭湯のおっちゃんは「もう薪が釜に入らないよ」と少々キレ気味。それでも要請するマグナム。そっちのやりとりの方が試合よりハラハラする。

終盤は皆熱湯にぶち込まれる。

関係ないマグナム北斗もぶち込まれる。
温度は47度。限界である。

シャンプー攻撃。

大銭湯プロレスならではの技である。

ラストは場外乱闘

個人コンビニ(廃業済み?)がチラッと写るのが貴重。
梅月の湯のご主人も何気に場外乱闘を見に来ている。
試合結果は買って見てからのお楽しみ。

ロケ地の公園

夏休み中という事もあり、近所の人やら子供が見物しに押し掛ける。にしても最初はやや困惑したが見ていくうちに次第にハマって行くこの不思議な感覚。
これはやはり名作である。大銭湯プロレスマニアは是非とも聖地巡礼としてこの関原中央公園を訪ねてみるのも良いかもしれない。
次のプロレスビデオ行こう。

安売王シリーズ末期の作品

このビデオはマジで珍しい。販売も日本ビデオ販売が倒産してソフトオンデマンドからの発売となっている。

マグナム北斗とその入門生たち

女性2人と男3人。準備運動の時点で過酷であり女性2人は脱落。ちなみにこの入門生の一人が原口あきまさである。

原口あきまさが意外に頑張っている。

脱落するのかと思いきや最後まで残っていた。

とにかく厳しい

ターザン後藤は素人相手にもビジバシ扱いてゆく。

これが出来ないとまずは最低でもレスラーにはなれない。

プロレスラーの厳しさを痛感したビデオでした。

第二部 制服太郎の待ってました!

芸人本特集。今回は少し特殊かな。
ボーイズ歌謡漫談読本。ほぼ自主出版に近い本(というか冊子である) 内容は中々濃い。

42ページ
初期の灘康次とモダンカンカン

松尾は脱退したはたのぼるの後釜として加入。宮五郎はぴんからトリオのメンバーとは同性同名の別人。元流しらしい。なお67年頭には既に宮は脱退している。川口ひろしも67年に脱退してザ.ぴんぼけに移った。また鈴木敬一という男が67年頃にいたらしくマッコちゃんというレコードを67年にクラウンから出している。北海道男はのちの島影正人。歌謡漫談マニアにはたまらない一冊です。

ではまた次回!

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