制服太郎のホームセンターDVD大研究 イメージファクトリー.アイエム編
皆さんご機嫌いかがでしょう?今日はホームセンターの廉価版DVD大研究の第3回です。とその前にこれを。
Vシネマの歴史
1989年 東映Vシネマシリーズスタート
1990年 アスミック、東北新社、日活、JHV、日本ソフトシステム、日本ビデオ映画、松竹、JVD、クラウン、ビクター、パックインビデオ など参入
1991年 クラリオン 、大映、創美企画、マクザム、タキコーポレーション、ケイエスエス、ハゴロモ、イメージファクトリー.アイエム など参入。
そうです今回題材にするイメージファクトリー.アイエムはVシネマ全盛期の91年に「超少女マリア」でVシネマ界に参入したのでした。しかしその後バブル崩壊といくつかのメーカーの撤退、倒産が相次ぎ世の中が不景気になるにつれVシネマ界もアクション系が下火になり、ギャンブル、アウトロー、金融モノが勢力を伸ばす。
そんな中、1993年にイメージファクトリー.アイエムは「武闘派仁義」で再浮上。その後も「これがシノギや!」「こちら凡人組」などアウトローモノで、そこそこのヒットを飛ばす。また「横浜ばっくれ隊」「マルソウ改造自動車教習所」などツッパリ実写モノでもそこそこのヒットを飛ばす。そんな中1996年以降から心霊モノを乱発するようになる。そう。倒産寸前のVシネ系の会社あるあるで、お金のかからない心霊モノの制作が増える傾向があるのだ。Vシネマはこの頃は既にミュージアム、マクザム、東映の一強確立時代だったのだ。無理してアウトローモノで攻めても勝ち目なしは目に見える。そして1999年に倒産して映像権利を借金のカタに差し押さえられる。
今回はその後のお話…
倒産から9年後の2007年に突如ホームセンターDVDとして復活するのだった。Vシネ界に参入した1作目「超少女マリア」を始め幾つかの作品がわずが500円で、しかも発売元はあのパチソンの名門トーンの手により復活したのであった。にしてもトーンは不思議な会社だ。1本500円という儲け度外視でDVDやらCDをリリースしているにも関わらず未だ倒産していないのが不思議。
① 超少女マリア 1991年
② 武闘派仁義 1993.1994年
③ これがシノギや! 1994年
アウトローモノはもう既に他社が地位を獲得していたからなぁ。
④ こちら凡人組 1994年
⑤ 金なら返せん! 1994年
俺の中でイメージファクトリー.アイエムといえばコレだね。吉野綾が見たい人はぜひ。
⑥ 女子寮性図鑑 1997年
エロ系なので画像は載せませんがこんなのまでDVDで復活していたのが驚きです。
⑦ 投稿写真白書 1996年
確か2のDVDも発売されていたハズです。これもエロ系Vシネマです。画像は省略。てか本当にホームセンターにコレ置いてあったのか?通販限定だったりして。
⑧ 熱血ゴルフ倶楽部 1994年
それから1年後の2008年。ウエストブリッジという怪しげな聞いた事も無い会社から500円でイメファクト製の映画が復活したのでありました。この会社のDVDの背表紙、白黒の太字印刷でかなり目立つのです。なので一部マニアからはお葬式DVDシリーズって呼ばれてます。
並べるとかなり目立ちます。
⑨ 極道競馬がぶノミ荒矢 1997年
俺の中では競馬vシネマゆーたらポール牧の極楽競馬のイメージの方が強い。ちなみにこの会社のDVDはブックオフの350円DVDコーナーに一時期大量にあったらしいが記憶の限りではまだ見かけた事が無い。まぁあったとしても買わないと思うが。
追記 2024/02/13
350円でしたが買わず。この出来事をきっかけに私のホームセンターDVD熱が再燃し、ホームセンターDVD巡りが再びスタートしたのでした。
ボーナスステージ
ここまで読んでくれた諸君には感謝する。ボーナスステージとして特別に今回はイメージファクトリー.アイエムの復刻DVDラインナップから残念ながら選考外になってしまったものの私が気になったVHSを紹介。まずコレ。
トップを取る麻雀
しかしまぁ何故おぼんこぼん?wikiにもありませんでした。黒歴史かな?次いきましょ。
パチンコ攻略速報 1996年
マンション久保田のパチンコ攻略シリーズ
1996.1997年
一昔前まではパチンコは今よりも簡単に稼げたんです。だからマンション久保田だのベンツ小林だのゴーニィだの浅井美恵子みたいなのがゴロゴロいたんです。AV女優の小野今日子までアシスタントに侍らせちゃってまぁ。バブルの残り香がしますな。いつかパチンコvhs特集もしようかと思ってます。
エロティックゴーストストーリー& 隷嬢剣
画像は省略。この2作もDVD復刻してほしかったなー。特に、エロティックゴーストストーリーはおススメ。
私の推しの女優沢木まりえが出演しております。
キケン!これが誰でもできる洗脳だ!!
これも画像は省略。おススメはしませんが、イメファクトはこんなのも悪趣味ブームに乗っかって出してたよーという事だけ最後に記しておきます。
ではまた次回も楽しみに。次回はオフィスワイケーの
まだ紹介しきれなかったDVD特集でーす。