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今月のメディアあれこれ 増刊号 芸人 色は匂えど #24
今回から始まった新コーナー。昭和の芸人を(あ)から50音順に取り上げて行く画期的な新コーナー。
第一回目という事で(あ)から。
あおきあい
CD「アンドロメダの異星人」他
アダチ龍光
著書「手品と奇術」他
アイドルフォー
レコード「女みれん町」他
あした順子ひろし
DVD「米寿漫才」
青芝フック
著書「青芝フックのやじ馬でどないじゃ!」他
青芝モンタ
レコード「終極宣言」
青空うれし
著書「芸人爆笑パラダイス」他
青空たのし
レコード「司会拍手入りカラオケ」
青空球児.好児
レコード「アホダーラ」
青空千夜.一夜
レコード「宴会おはこ集」他
青空ほしお
CD「我が人生」
青空はるお.あきお
レコード「怪盗ラレロ」
暁伸ミスハワイ
レコード「女のたたかい」他
東京二京太
レコード「忘れはしないよおゆきちゃん」他
東京丸京平
CD「this is東京マンザイ!!!!」
東玉助
レコード「雨は女のすすりなき」
wけんじ(東けんじ.宮城けんじ)
カセットテープ「有線人気演歌」他
東八郎
レコード「小銭マン」他
東富士夫
レコード「夜の子守唄」他
吾妻ひな子
レコード「おんな放談」
アゴ勇
CD「brother」他
あらんどろん
レコード「ばんぐみブギ」ほか
まだまだ青空一門などは沢山居ますがざっと有名な芸人だけでも(あ)だけでもこれだけ居ます。
先ずはアダチ龍光。伝説の奇術師。天皇陛下の前で手品を披露した凄いお方。私の大好きな芸人の一人であります。
![](https://assets.st-note.com/img/1713277781509-8zi59jknP7.jpg?width=1200)
ヒモや扇子を使った派手では無いながらも味のある奇術を演る人。元は漫談家で動物の声帯模写なんかもしており、SP盤で戦前に吹き込んでいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1713277462309-QhHN2hN45G.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1713277483229-HvS5Ts02E9.jpg?width=1200)
そんなアダチ先生、自ら奇術のタネを何冊か本で公開してらっしゃる(笑) なんて気前の良い人だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1713645008679-NSGgssp2jI.jpg?width=1200)
62年に出たかくし芸の覚え方という本にアダチ龍光自ら20ページ近くに渡って奇術のネタなどを教えている。
他の頁は浪曲モノマネ、名作文学の演じ方、民謡と随分現代において通用しない(元ネタを知らない人が増えた)
訳だが不思議とこのアダチ龍光の奇術に関しては微塵も古さを感じない。
奇術はタネは知ってしまえば簡単であるが、しかしながらそれを如何に愛して根気強く練習したり奇術のために財を投じて道具を仕入れるかがポイントだという事を改めてこの本を読んで考えた。
またアダチ龍光が演じるからこそ面白くなるネタも多数あり、奇術は演ずる人の人柄も重要であるなと。
奇術のネタ?買ってからのお楽しみ。
写真は無いのでご注意を。
お次の本。青空うれしのおもしろお墓102話。
このシリーズは全3巻ある中の3部作目。
うれし氏は芸人の中では比較的に著書が多く6冊近くの本を出版している。(芸人爆笑パラダイスが入手困難)
![](https://assets.st-note.com/img/1713969058904-K8OX0zTEsk.jpg?width=1200)
趣味でうれし氏は有名人のお墓巡りをライフワークにしており、それを纏めた本である。そう聞くと退屈な本と思われるかもしれないが知られざる秘蔵エピソードがふんだんに紹介されており、中々読み応えある本となっている。
とにかく昭和の芸能界隈の人物がざっとおさらい出来るのが良い。
三波春夫がドケチなのは知らなかった。
伴淳もドケチだが。
ではまた次回。次回も(あ)から始まる芸人を特集します