制服太郎の令和大爆進！！
第一部 中野貴雄の世界
ハイみなさまお待ちかねの中野貴雄映画の時間です。中野貴雄はメトミックアクションシリーズというくだらない(褒め言葉)パロディ系AVを11作品撮ったのを皮切りに様々なくだらない作品を撮り続けている素晴らしいお方なのだ。
中野貴雄はウルトラマンの人じゃねえ！！！
しかしながらメトミックシリーズ終了後はイマイチな作品が多く、やはりバブル期だからこそ撮れたようなノリの作品が多い。中野貴雄作品はバブル期だからこそ輝いていたのだ。AVも好きに撮れた時代が終わり、気楽な時代は終わる。その後も安売王でアクメくんを制作したりするも作品のペースダウン。
95.96年はアクメくん、花のおんな相撲、あかすり屋湯助と名作を3本も生み出しており、第二次黄金期と言える。うらつき童子シリーズは個人的には好きではない。しかしこれもまた長くは続かず、安売王は倒産。以後、時代劇モノ、ミニスカモノなど中野貴雄作品にはそぐわないテーマが続く。恐らくこれらは本人が希望して撮ったものでは無いだろう。
中野作品は本人が撮りたいものが撮れた時こそ名作が生まれるのだ。
時代は過ぎて2003年。またまた中野貴雄は開花する。TMCでサワリーマン金太郎シリーズを皮切りに再びパロディAVシリーズが再開。第三次中野黄金期の始まりであり、忍者ハメ撮りくんを続けて撮るがやはり続かず終了。以降も様々な脚本を書くが往年の作品にはやはり及ばない。近年は専らウルトラマンシリーズの脚本に専念し、特撮路線に傾倒している。
そんな今回は第二次黄金期の傑作である花のおんな相撲を見よう。ちなみに第一次の傑作はやらずぶったぎり、温泉ズンドコ芸者である。
刑務所を出所したヤクザの荒熊が、女相撲の復興を切望している娘と知り合い、女相撲を復活させるという特に中身のない話。
とにかく中身がないから73分を消費するのに精一杯な感じ。でもそれが良い！
水谷ケイのVシネマシリーズで観たいのはあとはどくだみ荘、お天気お姉さん、尻GIRLの三作品ですかね。まぁまた追い追い見ていきましょ。
第二部 ニューシネマジャパンの世界
ダイソーとかつて村西とおるが提携をしていた時代があったんですよね。村西作品がダイソーで200円300円で売られていたあり得ない時代がありました。日本ビデオ映画時代に出た女教師仕置人やダンディーとわたしが300円でシネマシリーズとして売られている時期もありました。
しかしながらこのシネマシリーズ。シリーズ後半になると枠とネタが尽きたのか鈴鹿8耐ハイレグギャルやイケイケガールズの作品なんかをDVDにするようになって完全にシネマ関係なくなっちゃって…
そんな今回はシリーズ前半に出た1本。かとうれいこ主演のお熱いのがお好きでも見ましょうか。
これが300円で手に入ったんだから信じられない。
このダイソーシリーズも半分くらいはもう見たいやつは見たのかな？シネマ01 ダンディーとわたし シネマ02 お嬢さま 極道組長
シネマ03 ダウンタウン物語
シネマ04 お熱いのがお好き
シネマ05 女教師仕置人復讐の女神
シネマ06 女教師仕置人地獄の女神
シネマ07 頭狂23区外～眠レヌ～
シネマ08 頭狂23区外ユルセヌ
シネマ09 頭狂23区外終ワラヌ
シネマ11 スーパーハイレグ
シネマ12 スーパーハイレグ2シネマ13 大集合!! ’88キャンペーンガール
シネマ14 イケイケガール
結構観たなあ。スーパーハイレグが高いんだよなぁ
女教師仕置人のインパクトが強すぎてこれが霞んでしまったのは仕方がない。基本的に時間稼ぎのような描写が多く退屈。
なんか画面が全体的に赤いんだよな。
まぁ原盤が差し押さえられてVHSのダビングだからしゃーないが。
ひたすら探偵かとうれいこのヌルーい探偵ごっこのお話。とにかく退屈。女教師仕置人の感動は何処へやら。かとうれいこのお色気シーンは0！
なーんか色々ガッカリな作品でした。
これがダイソークオリティー！！
第三部 レコード奇妙キテレツ劇場
ハイ、今回はとても奇妙なレコードを手に入れました。なんの記載もジャケもない怪しげな7インチ33回転レコード。
針を落としてみれば…
くだらないオチの艶笑コントが4本入っていました！
ズコー！
誰がなんの目的でこんなレコード作ったんだよ笑
しかもソノシートならまだしもこれEP盤やぞ！
皆さんも無題のレコードにはご用心！
ではまた次回
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？