週末のお見合い3連発を終えて
週末の結婚相談所お見合い3件が終わった。
疲れた。
1件目は前回の記事で書いた、某ダイエットスクールについてのお話をたくさんしてくださった彼。
2件目は他社(他結婚相談所)会員で、40歳の出版関係に勤めている人。
この人とは、それなりに話が弾んだ。
お互い、相手の興味分野の話題を振り、質問してという感じに。
まぁ、社会に出てそれなりに働いている者同士なら、初対面であっても1時間くらいなら雑談することはできるな、と最近感じている。
会話成立しないパターンはほぼないから。
ちゃんとした人そう。
コミニケーション能力も結構ありそう。
が、異性としてどうかと言われると…
うーん。贅沢言ってる立場じゃないのは重々分かってはいるのだが…
向こうも、すごくいい!と思ってる感じでもなさそうだったし…
とかいうことを思いながら、週末3件目の見合いに臨んだ。
39歳、自社(=同じ結婚相談所)会員、職業SE。
約束の場所で対面した彼は、顔も姿も大学生にしか見えなかった。
プロフィール写真も若い感じだったが、実際に会うと、私服なせいもあるのか、もう完全に大学生だ。
えええ。
そして、すごく独特。
待ち合わせ場所は、シティホテルのラウンジ前だったのだが、彼は「こういうお店来たことなくて…どうやって入るんですか?」と聞いてきた。
…ん?どうやっても何も…お店の人に言うしかないだろうよ。
ラウンジの係員に、予約してないんですがと聞くと、30分待ちと言われ、別の店に行くことになった。
(全くの初対面でこの状況、とても気まずい)
彼が、ルノワールとかにします?と言うので、駅の方まで戻り、ルノワールに向かった。(場所は彼が探してくれた)
向かう途中、沈黙が続くのも気まずいので
「どこら辺にお出かけすることが多いですか?」と彼に聞いてみたところ、
「お出かけしません…出かけるって何をするんですか?」と答えられた。
えっ?
ちょっともう斜め上の回答過ぎて、笑いが出てしまった。
「買い物行ったりとか、友達と食事したりとかですかね〜」と答える。
彼は「そうなんですね〜」と関心あるんだかないんだかという、独特のテンションで返事した。
…ルノワールも激混みだったらどうしよう…
これ以上この人と彷徨い続けるのは厳しいぞ…
幸い、ルノワールは席に空きがあってすぐ入れた。
着席し、注文すると、彼はスマホをいじり始めた。
…え、もう帰りたいのかな、この人は。
と思っていると、
「じゃあプロフィール見ながら話しますね」
どうやら結婚相談所アプリで私のプロフィールを出していたらしい。
…プロフィールの大まかな内容くらいは暗記してくるのが婚活界の暗黙の了解ではないのか…
彼は私のプロフィールを見ながら、相変わらずの独特なテンションで質問をして来る。
うーん、君は面接官かね?
今まで体験したことのないお見合い。
なんだろうこれは。
会話のキャッチボールもあまり成立していないし…
内心焦りながらも、どうにか会話を繋げようと試みる。
そんな私に彼は
「なんか気だるそうな感じですねー」と言った。
いやいやいや、私は今、君と会話繋げようと必死なんですけど?!確かに気だるそうな雰囲気だと他人に言われたことはありますけども。
そう言いたいのをなんとか堪え、
「そうですかね?まぁそう言われたことはあります〜」と笑顔(できていたかどうかは定かでない)で返す。
この、39歳だけど、そこら辺に歩いてそうな大学生みたいな雰囲気自体が既に不思議感満載だが、喋り方も内容もテンションも独特過ぎて、ちょっとついていけない。
彼「今までどういう人生を歩んできたんですか〜?」
…人生って…お前、質問が壮大過ぎて答えにくいわ…
私は笑うしかなかった。
仕方ないので、どこで生まれて〜育って〜大学は東京で〜みたいな人生年表を述べる私を、彼は眠いのかな?みたいな不思議な目つきで見ている。
もう、ちょっと(いやだいぶ)変わった大学生男子と話してる気分になってしまい、思わずタメ語を話しそうになる。彼の方が年上なはずなのだが。
彼の話を聞くと、25歳で大学に入ったらしい。
だから最近まで大学生でしたみたいな雰囲気なのか…いや、にしても若く見え過ぎだろう。
大学入学当初は、周りの人たちより年上なので馴染めるか心配だったらしいが、音楽関係のサークルに入ったら、すごく馴染めて、人生一レベルでとても楽しかったらしい。
そっか、色々大変だったみたいだけど、それはよかったねぇ。。
と親戚のおばさんみたいな気持ちで思った。
…うん、いずれにしてもこれは婚活のお見合いではないな。
普段のお見合いでは、1時間くらい経ったら、そろそろ…みたいな感じになるが、彼は全然立ち上がろうとしない。多分、切り上げ方が分からないんだろう。
私はお見合いの後予定(お見合い頑張ったご褒美の一人生牡蠣の会)があったので、
「すみません、予定があるので、そろそろ…」と言い、お開きにした。
レジで各々支払い、駅に向かう。
駅までの道も、どうにか会話し、駅の入り口で解散。
もう会うことはないだろう彼の後ろ姿をチラリと見て、生牡蠣を食べに行った。
…いやぁ、疲れた。
悪い子ではないんだろうけど…
ちょっと私の手には負えない。
大学生風の彼とお見合い(だったのだろうかあれは)した後だと、この週末2件目の、出版関係勤務の人との会話が、とても素晴らしかったように思える。
なんて滑らかに進んで、内容も極めてお見合いらしかったんだろう。
この出版関係の人との仮交際希望はどうするべきか…
良い人なんだろうけど、異性としてどうかと言われると、非常に微妙なところ…
向こうもそんな乗り気じゃなさそうだし、どうせ成立しないなら、仮交際希望でとりあえず出すか…?
いや、でもあまり気が乗らない…会話は普通に弾むけど…
と悩んでいた時に、彼がお見合いの時に、
「友達と旅行行くと、自分が不機嫌になっちゃって最後いつも喧嘩する」と言っていたことを思い出した。
聞いた時はそんなに気に留めていなかったが、今思い出すとじわじわと気になる。
「もしかして他人と長い時間一緒にいるの苦手な人なのかな…それって結婚大丈夫なのか…?」
結局、お断りで出した。
3件目の大学生風な彼からは、翌日、まさかの
「楽しかったのでまた会いたい」というメッセージが来ていて驚愕した。
…楽しかったんだ…
それはよかったねぇと思いつつ、丁重にお断りの連絡をした。
彼からはちゃんとした返信があった。
うん、君にも君に合う人が見つかることを祈ってるよ!さよなら!
てなわけで週末お見合い3連発が終了したのだが…
うーん。
正直、自社の5回会ってダメになった人を早く忘れたくて、意地になって頑張った感があるけれど…
先週末の一人を入れると、彼とダメになった後お見合いした人は4人。
なんか余計に思い出しちゃったなぁ。。
あと、今週末に関して言えば、ちょっと個性強めの人が3分の2の確率で来たから、食あたり起こしそう…ううう。(ちなみに、ご褒美の生牡蠣の方はあたらなかったのでまた食べに行こうと思う。)
会わないと始まらないから、お見合いするしかないけど、疲れたなというのが正直なところだ。
結婚相談所生活3ヶ月目だけど、もう既に休会したい気持ちになっている。
人と会うのに疲れてきたけど、月会費17600円(税込)かかっていると思うと、活動しないわけにいかないから…
もう1ヶ月頑張って成果なかったら一度休もうかな…
婚活は少しでも若いうちにと言うけど、もはや焦ったところであんまり変わらない気がする。まぁ、次の誕生日が来たらもっと不利になるのは確かだろうけど。
リフレッシュが必要な気がする。
あと最近思うのが、半ば無理にお見合いを申し込むのはやめておこうかなということ。
相談所のお見合いが全然成立しないので、範囲広げて、アリ…かな…うーん…みたいな人にも申し込んでいたけれど、結局実際に会ったら、やっぱり難しいかもとなるので、疲弊を招くだけのように思う。
とりあえず今の欲求としては、結婚相談所アプリ2つと、マッチングアプリをアンインストールしたい…
ちなみに、2件目の彼はコロナ陽性だったと昨日結婚相談所から連絡があった…
お見合い後、体調が悪かったので検査して判明したらしい。
ちゃんと相談所に連絡するのは誠実だと思うが…
昨日以来、発熱しないかビクビクしながら過ごしている。感染してないといいな…
コロナとの共生時代に、知らない人と会いまくる活動をしているんだな…と改めて実感させられた。