英検2級へ向けて
英語や工・物理についての内容をnoteで共有していきたいと思っています、お願いします。英検2級は2回合格しています。
1.短文の語句空所補充問題
単語・熟語の知識が問われる。文法知識だけで解ける問題はなく、語彙力の勝負になる。知らない単語については、接頭語や語根なども手掛かりにして意味の推測に努めたい。
形容詞や副詞の問題であれば、元の動詞の意味を考えるのも役に立つ。
学習のポイントは、日ごろから洋書や英字新聞(AP通信など)、インターネットなどを活用して、多くの英文に触れるようにすること。その際、動詞と名詞、形容詞と名詞などの組み合わせを意識しながら読むと、語彙力の強化につながる
2.長文の語句空所補充問題
大問2は文脈の理解を問う約250語程度で空所が3つある問題である。
空所の前後を重点的に読み解くのが基本だが、空所の前後だけにとらわれていては容易に解答を導けないことがある。各段落で話題になっているものの対比にも注意して読むこと。
学習のポイントは、もし大問1よりも難しいと感じるようならば、語句や文単位で長文を読んでしまっていることが原因かもしれない。局所的な文脈理解だけでなく、段落全体や文章全体の流れを意識して長文を読むよう心がけたい。
その際、重要な手がかりとなるのは段落ごとのテーマと接続表現(ディスコースマーカー)。but,although,however,so,so that S can V,that'swhy,because,because of…これを意識することにより、先の展開を予想しながら長文を読み進めることができる。
3.長文の内容一致選択問題
1つ目の英文が約300語、2つ目が約400語、さいご3つ目は約500語。
最初の2つの長文には質問が3つ、3つ目は質問は4つである。
出題例、例年、社会(ブライユ点字と張り合う)・経済・歴史(サッカー戦争)・自然・生物・環境(棚と生態系)など様々なテーマが出題されている
問題の順番は長文の流れと対応しているので、参考箇所を見つけるのはそれほど難しくないはず。段落ごとのテーマを押さえて各問いに取り組むのが良い。なお、内容一致選択問題とは、本文の内容を正しく言い換えている選択肢を選ぶ問題のこと。言い換え表現を意識することが重要。
日ごろから多くの英文に触れるようにし、段落全体や文章全体の流れを意識して長文を読むことが大事。これらに加えて大問3では、語数が多くなり、
さらに選択肢も読まなければならないため、読む速さが求めらる。
読む速さのためには、主語を□で囲い、接続語をチェックし、関係代名詞what,which,itの意味を考えることで速くなる。
意味の分からない単語やフレーズが出てきたとき、いちいち辞書を引いたり読み返したりせず、文脈から意味を推測するつもりでどんどん読み進める習慣を身に付けたい。
4.英作文問題
指定されたTopicについて約120~150語(文10個程度、起承転結で3文ずつ程度)でエッセイを書くことが求められる。与えられた4つのポイントのうち2つを用いて、「序論」「本論」「結論」で構成しなければならない。
最近のトピックは、「賛成か反対か:政府は再利用可能な製品の促進にもっと力を入れるべきだ」であった。
解答を書くための最低条件として、まずトピックの意味を正確に把握し、自分の立場を明確にしなければならない。また、その立場を支持する理由となるポイントを2つ選び、それぞれを独立した内容にする必要がある。必ずしも自分の意見を正直に書く必要はなく、与えられたポイントから書きやすいものを選べばよい。私の場合はほぼ正直にしか書けないが。
読んで理解する力と、発信する力は別物。改めて文法や構文をおさらいし、不安なく使える表現を増やそう。また、過去問に挑戦することで、トピックに対するポイントのまとめ方、理由の説明の仕方など、英作文のパターンを身に付けるとよい。解答例にある表現も参考にしよう。