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2025/01/31 朝の珈琲が冷めても 〜幸せは、この小さな時間の中に〜


まだ薄暗い朝のキッチン。本を開いた私の横では、淹れたてのコーヒーから湯気が立ち上っている。ページをめくる音が響くほどの静かな時間。

朝の時間は、どうしてこんなにもあっという間なんでしょう。

お気に入りのカップにコーヒーを淹れ、ゆっくり読書を楽しむつもりが、気づけばページをめくる手が止まらない。朝の静けさと本の世界に浸っていると、時計の針だけがどんどん進んでいく。

そして案の定、テーブルの上には冷たくなったコーヒー。毎回わかっているのに、つい夢中になってしまう。このちょっとした失敗さえ、なんだか愛おしく思える朝だった。

「お休みだとなんでもできる!」

金曜日。週の終わりというだけで、気持ちがふわっと軽くなる。「お休みが楽しみ!」とウキウキしているのは、娘たちも同じらしい。

5歳の次女が、朝の準備をしながらこんなことを言った。

お休みだと、なんでもできるね!なにしようかな」

その言葉に、思わず笑ってしまう。
確かにそうだね。お休みの日って、平日より時間がたっぷりある気がする。やりたいことが全部できる気がする!

でも、大人になると「やるべきこと」に追われてしまい、「なんでもできる!」というワクワクをすこーし忘れがちかもしれない。

次女の言葉に、ちょっとだけ反省。私も「なんでもできる!」と思える週末を過ごしてみようかな。

金曜日限定のご褒美


そんな金曜日の通勤中で飲む「カフェラテ」がちょっとした私のご褒美。車通勤なので、家を出る時にタンブラーに入れて発車するのだ。いつもは濃いめのブラックコーヒーだけど、金曜日だけカフェラテにしているのです。

「よし、あと1日がんばろう」と、ホッとひと息つく時間。

この小さな習慣があるだけで、気持ちがふわっとする。いつもよりちょっとだけ、心に余裕を持てる気がしています。


みかんの木と、来客のしるし


今年は我が家の庭の「ぷちまる」みかんが豊作!

皮ごと食べられるらしい「ぷちまる」
皮ごと食べたことはないですが…


帰宅したら、食べかけの実がいくつも落ちていたりする。どうやら来客があったようです。

鳥たちが美味しそうに味見した跡。

葉多く、広がっているので、隠れて食べられるので、彼らに人気なのかもしれない。

少しずつ食べられている実を見ながら、「これは誰の仕業かな?」なんて想像するのも、ちょっと楽しい。私の日課です。

それぞれの「嬉しかったこと」


我が家で毎晩、恒例の布団の中での報告会。子どもたちに「今日一番嬉しかったことは?」と聞く。

長女は、 「ちはやふる29巻達成!コナンも読んだ!」 と、嬉しそうに報告。たくさんの物語に触れたことが、彼女の中では特別な出来事だったようだ。

体育の授業で跳び箱の片付け中に足をぶつけてしまったらしいけど、それよりも 「業間休みに友達と遊べたこと!」 が楽しかったみたい。

次女の「嬉しかったこと」は、予想外の方向へ。

「おやつにポテトチップス!」

どうやら保育園のおやつがフライドポテトで、おかわりがポテトチップスだったらしい。
給食室からのビッグサプライズ!

「パリパリでおいしかった!」と、まるでグルメレポーターのように感想を伝えてくれた。

そして、もうひとつ。

保育園での「がらがらどん」の発表で、先生に 「ダンスが上手!」 と褒められたことも嬉しかったらしい。

「カーテンが閉まってるとき、みんなで並ぶんだけど、ここに並ぶといいよ!って教えてあげたの」
その話しぶりから、みんなで一緒に作り上げる楽しさを感じていたのが伝わってきた。

日常を読んでくれる人がいること


誰かの物語を読むように、私たちの日常を読んでくれている。その温かな眼差しに、私は何を返せるだろう。

自分では、特別なことを書いているつもりはなく。読めるものにできているのかしら?と、不安になることもある。でも、誰かが時間を割いて読んでくれていることに、感動するし、感謝しかない。

私にできることは、等身大の日常を、ありのままに紡ぎ続けることなのかもしれない。そんなことを考えながら、今日もまた、日々の小さな幸せを言葉にしていこうと思う。

どんなに小さくても見逃さないように。

明日はどんな出来事があるかな?


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MaRu(まる)|早起きを楽しむワーママ     
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