男はみんなステイサムが好き

スキンヘッドってかっこいいですよね。代表的な人で言えば、ジェイソン・ステイサムでしょう。サメと戦ったり戦場に行ったり大活躍な役柄の彼ですが、SPY/スパイという映画では大活躍しない、コミカルなステイサムを味わうことができます、おすすめです。

SPY/スパイ


そんなことはどうでもよくて、ハゲているのにここまでかっこいいのは素晴らしい。もちろん顔の輪郭やパーツありきですが、髪がないことを隠さずありのままを表現する、その潔さも含めてかっこいいのかなと思ってます。

 ここで己に問うてみる。もし自分のハゲが進行を始めたらどうするのか。私は今後ハゲてしまうようであれば、坊主頭へとシフトチェンジしたいと考えています。これには理由があり、ハゲだと思われる毛量を残すよりかはすべて消し去ってしまいたい、私はハゲではなく坊主なのだと大きな声で言いたいってことです。要するに私はハゲていく事実と真っ向から戦うことを避けた、逃げ腰の雑魚野郎だということ。何年も共に戦ってきた髪の毛達の最後を見届けることをせず、懐からバリカンを取り出し、助かる見込みのない戦友を自らの手で殺す、その程度の人間です。自分だけが助かりたいために、ハゲじゃなくて坊主なだけだよと思われたいがために多くの髪の毛を殺す大量殺毛鬼に成り下がってしまうのです。優しい炭次郎だって情けをかけちゃくれません。

 しかし、巷でよく見る髪が薄くなった人たちは、大半が髪の毛を残しています。しかしそれは恥ずかしいことではないのです。決してみすぼらしくなんかありません。これは反逆の意思を示していることの現れ、彼らは戦場で倒れた仲間たちを決して見捨てない勇敢な男たちです。世間に笑われようと、周りに冷ややかな目で見られようと決して諦めることなく、全員を助ける道を探している。救護兵という育毛剤だって探し続けているかもしれない。彼らこそがジェイソン・ステイサムです。その心こそがジェイソン・ステイサムなのです。

だから皆さん、街中や会社で髪の薄い人を見かけたら思い出してください。彼らは現状に反逆して立ち向かう勇者であり、1人1人が主人公です。少しだけでいいです、心の中でいいです、労いの言葉をかけてください。彼らは今日も、サメと戦っています。


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