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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/12/09

環境認識

週が締まりました。今週も週足から環境認識を行っていきます。
先に各足の方向だけ確認すると、月足↑、週足↓、日足↓、4時間↓、1時間↓の環境です。
今週は先週よりさらに大きな下降を作り、狙った形が出てくれました。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
今週は下髭の長い陰線で終了し、4週連続の陰線となりました。
先週の記事で、先々週作った下髭の長い陰線を実体で埋めてきており、上昇の力を否定する形を作ってきたため、下降の動きが加速しそうと書きましたが、大きな下降を作ってきました。
144.50付近が下落の利確目標と書きましたが、まさか一気の下落とは想定していませんでした。
週足は、オレンジラインやや下に実体を残しましたが、330pipsもの長い下髭を付けて確定しています。
ここがロールリバーサルの起点になるかはわかりませんが、オレンジのラインが意識されていることは明らかです。
とはいえ、下髭を付けたからロング!とやってしまうと、下位足でもまだ逆張りとなるので、慎重な判断が必要です。

日足

日足は方向↓です。
日足は先週末時点で下降3波が発生していましたが、下髭を作っていたのでエントリーしていませんでした。
今週初め髭先まで下降したところで予定通りフルロットでエントリー。
途中逆行した場面もありましたが、日足レベルの三尊天井+下降3波というフルセットのエントリーポイントだったので、ある程度安心して見ていられました。
途中部分利確を挟みましたが、平均で200pipsを超える利確となり、年末に大満足のトレードができました。
トレードは事前の分析シナリオの準備が本当に大切だと感じられる場面でした。

日足②

日足の3波は1波の1.618倍以上伸びており、大きなトレンドが出ています。
調整を挟んで、現在の安値を下抜けると、日足の下降5波となります。
日足でも大きな下髭、その翌日にさらに下髭陽線と上昇する気満々のロウソク足を作ってきました。
しかし日足では戻り高値を超えたわけではなく、目線は↓です。
むしろ下落が一気だっただけに、高値の位置が高く、下位足で下降ダウを作ってもらった方が、ロングも入りやすくなる展開です。

4時間・1時間

4時間

4時間は方向↓です。
4時間は白い矢印で下降5波まで作ってきましたが、3波伸びず、5波伸びずとつぶされた波形を作ってきました。その後調整波を挟んで、再び下降1波(黄色矢印)を作ってきました。
白い矢印が伸びなかったのは、先週書いた通り日足の影響と考えていますが、落ちたら一気でした。
調整は半値の50%ラインを実体で超えてきました。戻りの勢いも強いことがわかります。
現状では、高値・安値どちらかを抜けないと方向感がわからないので、様子見の状況です。

Trade Point

日足の下降3波をしっかりとることができ、いい年末が迎えられそうです。
日足レベルの3波は1通貨で年に2~3回程度しか発生せず、年によっては発生しないこともあるくらいなので、ここはしっかりとりたい場面でした。
年内はドル円ではトレードチャンスが来ないかもしれませんが、日々の環境認識を怠らず、シナリオを考えて準備しておくことを繰り返します。
4時間は現在の安値を下抜けると下降3波となり、これまでの下落を肯定していく動きとなるので、調整も済んでいることから素直にショートでエントリーしていくことを考えています。
ただし、日足週足レベルでは大きな下髭を作っており、4時間実体で埋めても日足確定で終わってみたら下髭という可能性もあるので、ロットは抑えてこまめに利確して入る予定です。
ロングは4時間の高値(147.50付近)を実体で超えてくるまでは逆張りとなってしまうため封印します。1度4時間下降3波が出て、高値が切り下がった方がやりやすい展開です。







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