羽毛の性能を調査する理由
表参道布団店では、羽毛商社から仕入れた羽毛を日本国内の第三者機関に性能調査を依頼し、その結果を公表しています。
なぜそこまでしなければならないのか。
今回はその理由を書いていこうと思います。
2016年羽毛布団大手による産地偽装の発覚
大手メーカーでさえ信用できない。
表参道布団店の創業理由の1つが、羽毛布団業界に透明性の高いブランドをつくることでした。
羽毛業界の透明性が低いことは、表参道布団店が創業した2013年以前から言われていたことです。2016年にはついに偽装事件として発覚しました。
私たちは既得権益が強い既存の羽毛業界団体とは距離を置き、独自の倫理観を持つブランドとして発足し、それは勿論今でも続いています。産地や性能を偽るかどうかは、経営者の倫理観に掛かっています。企業の利益だけを追求すれば企業内モラルが崩壊することはあたりまえです。
表参道布団店では、倫理観を行動化したエビデンスとして羽毛の性能を独自に評価し公表しています。
羽毛商社の表示をまるごと信用しない
性能評価を行う理由はもう一つあります。それは、羽毛商社側が表示する数値が本当に正しいのか、調査をしないと解らないからです。疑い始めるとキリがありませんが、製品を作る以上、消費者に変わって疑うべきところは疑うのは生活者と向き合うメーカーの使命だと思っています。
最後は倫理観
この様に羽毛の性能を独自に評価し、その評価表を公表したとしても本当にその羽毛が羽毛布団の中に入っているかどうか、消費者は知ることはできません。結局最後は企業の倫理観をお客様に信用して貰えるかどうかに掛かっています。
表参道布団店では、これまでもこれからも透明性と高い倫理観を持ち企業経営を続けます。是非ご安心して商品をご使用ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。