イタリアで生まれたフラワーダウンとは?
表参道布団店で取り扱う商品に、「Flower Down(フラワーダウン)」という、日本では聞きなれないダウン(羽毛)があります。
表参道布団店では、このフラワーダウンをイタリアのミナルディ社から国内で唯一直接仕入れています。
ではこのフラワーダウンとは一体どの様な素材なのでしょうか?今回はこちらをご紹介していきたいと思います。
ミナルディ社のフラワーダウン
欧州ではリサイクルダウンが主流
日本では羽毛というと新品が主流ですが、ヨーロッパ等の西側先進国では動物愛護の観点からリサイクルダウンが主流になっています。近年、欧米のセレブリティ等もダウンジャケットの非売運動に参加している様に、鳥の命と引き換えに授かる新しい羽毛は社会的な需要が減少しています。
サステナビリティが求められる社会の流れの中で、欧米のアパレルハイブランドも消費者マインドに対応していく為にリサイクルダウンを積極的に活用しており、時にはリサイクルダウンの流通価格が新品のダウンよりも高くなるという現象も起きています。
この様な中、表参道布団店では、2022年からリサイクルダウンによる布団作りを開始しました。
そして、日本の布団ブランドとして初めて、イタリアのミナルディ社との直接取引契約を結び、欧米のアパレルハイブランドが使用する高品質リサイクルダウンの調達を実現しました。
「リサイクルダウン」を「カポック」とブレンドする
Flower Downとは、リサイクルダウンとカポックの木の実から採れた繊維をブレンドして生まれた、サステナブルで新しい素材です。
カポックの繊維から生成された綿状の素材は、水鳥の羽毛と同様に空気を含み熱を逃がしにくい事から、木に実るダウンと呼ばれています。
表参道布団店では、この新しい素材“Flower Down”を、私達が求める品質であるダウンパワー360㎤/g以上の性能に仕上げました。
ブレンドの割合は、リサイクルダウン約75%、カポック約25%です。
カポックとは?
カポックは、カポックの木から採れる実の中に詰まった繊維を羽毛状に加工した、100%植物由来の製品です。近年アパレルブランドでも羽毛の代替え製品として注目されています。
イタリアミナルディ社の高品質リサイクルダウンと、カポックの繊維をブレンドした、新たな動物殺傷を伴わないサステナブルな素材が「フラワーダウン」です。
表参道布団店では、サステナビリティの観点から様々な素材を使った製品、サステナブルな調達手法、ルートを使用した素材の入手に力をいれています。
使用するものはサステナビリティに配慮された製品が良いという価値観をお持ちのお客様、是非一度表参道布団店の「フラワーダウン」をご検討されてみては如何でしょうか。
フラワーダウンご購入はこちらから
最後までお読みいただきありがとうございました。