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電話ギライな私が、入社4ヶ月でベストインサイドセールスを受賞できた理由

こんにちは。
株式会社スタメンでインサイドセールスをしている大口と申します。
スタメンで開催しているnoteリレーに参戦し、今回人生初のnote投稿をさせていただきます!

私自身、新卒で入社した前職は不動産関連の企業で人事部に所属しておりましたが、社会人3年目の年であった2022年にスタメンへ転職。
入社4ヶ月で部門賞を受賞させていただき、現在はSDR(広告経由の問い合わせ対応)をメインに担当しています。

スタメンに入社して1年、毎日「電話」業務を中心に行なっている私ですが、
実は、入社以前から電話が大の苦手です……。
(プライベートでも、あまり電話は使わないほど、、)

そんな私が何故、インサイドセールス部で成果を上げることができたのか。
考え方や、工夫していることをお話しさせていただきます。
私自身はSDR架電をメインに行なっておりますが、BDR(新規顧客開拓)やナーチャンリングに通ずる点もあると思うので、ぜひご覧ください!


【こんな人に読んでほしい】
業務で、営業関連の電話をかけている中で
・断られたり迷惑がられてしまい、電話業務が辛い
・毎日多くの電話をかけるが、やりがいを感じられない
・インサイドセールス職が気になっているが、自分にやれるか不安


そもそも何故電話が苦手なのか?

営業電話が大好き!という人の方が珍しい気もしますが、
私はもともとプライベートを含めて電話が苦手でした。

社会人になる前に克服しよう!と大学卒業前の半年間、テレアポのインターンをしていました。しかし、法人向けに新規で広告掲載の営業で、100件かけて1件取れるかどうか。断られるばかりだし、忙しいと怒られることも。
電話で話すこと自体には慣れましたが、ますます苦手意識を持ちました。

その後、新卒で入社した前職で立場が一変、多くの営業電話を受けました。
その中には機械的で、自社に価値があるか分かりづらいものや、
業務が本当に忙しい時に何度も着電があるなど負担に感じる場面があり、「電話」はさらにネガティブなものになっていきました。

そんな私がなぜインサイドセールスに?

そんな電話ギライな私が何故インサイドセールスに所属し、今日まで続けているのか。

所属を決意した理由は、シンプルですが
TUNAGという事業に心から魅力を感じていて、より多くの企業様に届けたいからです。

TUNAGという事業は、端的にいうと
会社と従業員・従業員同士の信頼関係を高め“外部要因に左右されない強い組織づくり”を支援するサービスです。

私個人の思いとして、どんなに素晴らしい事業を展開していても、
最終的には所属する「人」がどんな思いで毎日の業務に臨んでいるのか。
その積み重ねで、会社の未来や存続が変わってしまうのではないかと考えています。
TUNAGというサービスは、私自身が強く求め・共感できるサービスであり、このサービスに関われるならばと、打診されたインサイドセールス職で入社を決意しました。

続けている理由は、電話ギライ(≒電話をネガティブなものとして認識している精神)が、顧客への思いやりとなり、成果を上げる強みになり得ると気づいたことです。
では具体的にどんなことを心がけ、それがどのように成果として返ってくるのか、次の項目でお話しさせてください!

自然とお客様からご相談をいただける!顧客ファースト実践3例

同じ業務をしていてもトークスタイルやスタンスは人によって様々ですが、私自身は、
(自分が電話ギライだからこそ)最大限相手に配慮し、役に立てるような対応をしよう!
ということを心がけています。

要するに「顧客ファースト」で、本当にあたり前のことですが、徹底すると
自然とお客様の方からご相談をいただけたり、感謝をしてもらえる場面
が増えていきました。

下記は一部ですが、私がお客様に連絡をする時に気をつけていることです。

①お客様のためにできることを最大限やる。そのために、質問をする

営業の電話をかける際には、
電話のゴールを商談獲得に置いている方が多いのではないかと思います。
私自身も、もちろん商談獲得を目指していますが、
ゴールにしているのは、お客さんに対して、最大限役に立つことです。

私の業務はお客様に架電することですが、
お客様の業務は、営業電話を受けることではありません。
そんな中、相手の仕事を一度止めて、時間をいただいてお話しさせていただくので、商談のお時間をいただけないとしても
少しでも相手にとって役に立つ情報を渡したい!!
と考えています。

そこで、お電話の冒頭から商談を断られてしまった時も、
「いつでもご覧いただける、追加のお役立ち資料をお送りしたくて。
 資料を選ぶためにもご質問なのですが〜」
と質問をさせていただいています。

本気で相手の役に立とうと思うと、
・相手がどんな部署/業務ミッションを持っているのか?
・どんなキーワードに関心があるのか
・社内のどんなところに興味や課題を感じているのか
・課題はどういった背景で生じているのか
などなど、質問すべきことがたくさんあります。

お客様がお電話を続けることが可能な状況であれば、
こうした質問を通して最適な資料を考えていくのですが、
会話の過程で
・実はTUNAGがピッタリだった!と共通の認識が取れた
・導入企業様の事例を聞く中で、自社向けの説明をやっぱり聞いてみたい
・ まだツール導入自体や、方向性などが決まっていないが、それを考えるためにももっと聞かせて
・送ってもらった資料を見てみて、この部分もっと知りたい
といった形で商談を希望していただいたり、メールでご連絡を頂いたり
サービスへの興味を高めていただける場面があります。

自分の利益度外視で相手に尽くす姿勢は、
結果的に自分の望む結果を早くもたらす
と思うので、一度、騙されたと思って徹底的に尽くしていただきたいです。
(最初は必要以上に時間がかかると感じるかもしれないですが、やり続けて成功パターンが出てくると、要領を掴めたり仕組み化できると思います!)

②相手の今後の動きを想像し、最大限相手の負担を減らす

営業のお電話の中では、
・上司に聞いてみないとわからない
・担当の人に紹介しておきます
と、電話の相手以外の、第三者が登場することもあります。
そうすると、電話では商談の機会をいただけるか確定しないですし、
電話後の先方社内の動きはコントロールしづらいため、サービスがマッチしていても説明する機会がいただけない、もどかしい場面ですよね。

ここでも最大限、お客さんのためにできることを実施すべく、
いかに相手が社内で共有されやすいか≒転送しやすいか、
話していない相手にも価値が届くか
を意識したメールをお送りします。
メールの項目例としては、
・最初に、共有していただく資料の添付と説明
・電話で話した内容のまとめ(特に、反応が良かった部分や、サービスとマッチするポイント)
・提供できる情報(上司や、担当部門が求めていそうな情報)
・商談を希望していただける場合の候補日
・自分の連絡先
などです。

私自身、前職で営業電話を受けていた時の経験なのですが、
営業電話を受けた際に「社内で共有しておきます」と言いつつ、忙しかったり共有機会がなく、共有せず終えてしまうことが実はありました。
私が怠惰だったのかもしれないですが、
自分が理解していないサービスを社内で(忙しい上司とかに)説明するのは結構ハードルが高いことだと思っていて、そこの負担をいかに軽くできるかを心がけています。

実際どれだけのお客様が社内共有してくださるかは分からないですが、
メールに返信があり商談を希望していただけたり、
担当部門の方からわざわざお電話をいただけたり、
実際に次へ繋がったケースもあります。

③電話だけじゃない!メールやSMSを活用し、相手に負担にならない形で連絡をする

営業の電話をかけていると、断り文句として「今忙しい」と言われてしまう場面が多くあります。
しかし、中には、(興味はあるんだけど)本当に今忙しくって、、、
というお客さんもいらっしゃいます。
特に忙しい経営層の方は、打ち合わせや移動など、「電話」に出ることが難しいご状況の方も多います。(ごめん、これから飛行機乗るところで…!という場面もしばしば。)

そんな場面では、電話のタイミングを改めることの他に、
メールやショートメッセージなど、別の形での連絡を図ります。
携帯電話の番号が分かっているお客様限定にはなりますが、
特にショートメッセージは、忙しい中でもパッと見てパッと返信いただきやすいツールです。
送る際に心がけていることとしては、
・お電話をかけた(不在だった)直後にショートメッセージを送信
・2通に分けて送信し、2通目(スマホの画面や、ショートメッセージの受信ボックス上に表示される部分)にサービスを紹介する完結な文言を記載する
などです。
架電直後に送信することで、電話は出られない状況でも「さっきの電話なんだったんだろう…」とスマホに意識が向いていて見てもらいやすいです。
また2通に分け、2通目に興味を引ける文言を入れることで、開封や返信していただきやすくなります。

私はこのショートメッセージを活用し、
電話には出られない・ご登録頂いたメールアドレスがスペルミスで届かない
経営者の方から、即日商談の希望をいただき、即日受注が決まるという経験もしました。


以上3点、今回はかなり汎用的な内容をご紹介しましたが、
自社のサービスや顧客特性の中で、何をすることが相手のためになるのか、顧客と実際に接するインサイドセールス部の1人一人が、細やかな配慮・改善を続けていくことが重要だと思っています。

お客様に感謝されるインサイドセールスへ

私自身、お客様と上手く意思疎通が図れずご迷惑をかけてしまったり、
想いを込めて対応をしても届かない場面がまだまだあります。

それでも、自分が成長した分だけお客さんに喜んでいただけたり、
感謝のお言葉をいただけて、
この仕事を経験できて良かった、と感じる場面も多いです。

下記は、社内で、導入企業様の支援担当から私宛に頂いたお客様の声です。
私自身がお電話をしたお客様がTUNAGを導入してくださり、弊社の支援担当と活用準備をしていた中で、
最初にお電話をした私のことを覚えていてくださり、お礼の言葉を伝えて欲しいと仰ってくださいました。

社内でいただいたサンクスカードの一部

仕事の合う合わないはもちろん存在すると思いますが、
せっかく任された業務に向き合い、自身の考えや行動を変えることで、
会社や社会への貢献を実感できたり、自分の新しい可能性に気がつけることもあると思います!

明日からも仕事で電話をかけるぞ!という人にとって、
少しでも前向きになれる記事になっていましたら幸いです。

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