自然環境リテラシー学を通して
ぶちです。
今回は12/24にあった発表会で私が発表した「自然環境リテラシー学を通して学んだこと」の内容を紹介します。
学び
まず、私が自然環境リテラシー学で学んだことについて大きく2つ紹介していきます。
1つ目
1つ目は、自然環境リテラシーとは何かということです。まず、もともと「リテラシー」とは、「読み書きの能力」を意味しています。しかし現在では、「ある分野に関する知識や能力を活用する力」を指すことが多いです。このことから、「自然環境リテラシー」とは、自然環境について理解し、自然環境と人間がお互いに与え合う影響について深く考え、体験によって得た知識や技能を正しく、分かりやすく伝達・発信する能力のことだということが分かりました。
簡単に私の得た知識を紹介します。右の写真には2種類の葉っぱがあるのですが、右側がスギ、左側がヒノキとなっています。次に左側の写真を見ていただくと、下の方には草などがほとんど生えていません。この理由としましては、シカなどが下層の植物を食べて
しまうためです。このように自然環境について得た知識を他の人に伝えることが、自然環境リテラシーだということが分かりました。
2つ目
2つ目は、コミュニケーションをとることの重要性です。コミュニケーションというのは、人間同士がお互いに意思・感情・思考を伝達しあうことです。言葉によるコミュニケーションと非言語コミュニケーションの2種類あると言われています。今回の自然環境リテラシー学では、主に前者の「言葉によるコミュニケーション」が重要だったと考えています。では、自然環境リテラシー学でコミュニケーションが重要であると考える理由について、私の考えを伝えたいと思います。私が考えた理由は4つあります。
①周りの人の状況を把握するため。
②共同作業でのスムーズな連携をとるため。
③単純に仲を深めることができるため。
④声を掛け合うことで鼓舞しあうことができるため。
です。このような点でコミュニケーションをとることは重要だと思いました。例えば、今回の自然環境リテラシー学でコミュニケーションをとることが重要だったときは、シーカヤック(周りの子の確認)、レスキュー(声をかけて鼓舞する)、グループワーク(中を深める)、ロープワーク(共同作業の際の連携)などです。これらは普段の生活にも重要となってくると私は思うので、今後普段の生活にも繋げていきたいと思います。
伝えたいこと
次に、自然環境リテラシー学を通して1番伝えたいことを2つ紹介します。対象は小学生です。
1つ目
1つ目に伝えたいことは、自然と触れ合うことの楽しさです。最近の子供たちは、家の中で遊ぶ時間が増加、外(自然)との関わりが減少、自然についての知識が少ないという印象があります。そのため私は、そんな子供たちに自然についてもっと知ってほしいと思いました。この章のタイトルである“自然と触れ合う”というのは、物理的な触れ合うというよりも自分が”自然の中に溶け込む”というニュアンスです。写真のように、海の中でバレーしたり、サイクリングしたり、きれいな空を見たりしている時、自然の中に溶け込んでいると思います。このとき、自然と楽しいなどのポジティブな感情が生まれると私は感じました。そのため、難しく考えずに、外(自然)にすこしでも関わってもらえたら、自然の楽しさについて知ることができると思います。
2つ目
2つ目に伝えたいことは、自然から学べる事はとても多様だということです。ここで少し自然から学べることについて紹介させていただきます。1つ目は、最初の方に紹介しましたが、木の種類などです。2つ目は間伐などされている林から産業についても学ぶことができます。3つ目は気象現象について学べることです。私は雲とかが好きなのでこの写真について深堀させていただくと、太陽の左側の少し離れたところに虹色の光があります。これは幻日という大気光学現象です。太陽光度が低くて、巻雲や巻層雲のような薄い雲が太陽の周りにある時に発生します。割と見つけることができるので皆さんもぜひ見つけてみてください。また、雲とかこのような現象に興味を持ったら写真をいくらでも見せるので、気象現象に興味を持ってくれたらうれしいです。4つ目は、海の生態系について知ることもできます。最後に5つ目は安全管理などを学べることです。このように様々な分野について自然から学ぶことができます。
最後に
発表をまとめさせていただきます。子供たちに伝えたいこととしては、“自然に溶け込む”ことが自然を楽しむことの第1歩、そして自然からは多様な分野のことを学ぶことができるということです。そして、私は
自然の中で遊ぶということは学びに繋がり、
自然について学ぶことは遊びにも繋がる
という可能性が自然にはあると感じました。
最後に自然環境リテラシー学を受講して良かったなと思います。そして関わったすべての方に感謝しこのnoteを終わらせていただきます。