美容師から機械音痴だけどWebデザイナーを目指した話
こんにちは。
大澤です。
機械音痴だけどWebデザイナーを目指した話をします。
(現在はUI/UXデザイナーという肩書きです)
私はもともとITやWebとは無縁の美容師をしていました。
どれくらい機械音痴だったか
機会音痴なのは日常に支障をきたしていました。
なぜならiPhone4の「アップデート」で何が起きるのか理解できませんでしたし、WiFiも知らない。
気づいたらiPhoneのデータの中身が全て消えている始末。
昔から記憶に残るのは、小学校のパソコンの授業で一太郎ソフトに文章を書きます。
クラスで一番キーボードを打つのが遅くて、提出もクラスで一番遅くて嫌な思いをしました。(…実は学年一遅い子なのかもしれませんが、これ以上深追いしたくない)
高校のパソコン(情報?)の授業では隣のギャルに助けてもらいながら、なんとか単位を取得。
2016年ごろまではアップデート、アップロード、ダウンロード、インストールなどの区別が出来ないほど。
10代〜20代でここまで情弱で機械音痴な人はいるのでしょうか。
失われた5年間
元々は色や形を使って何かを表現することに興味がありましたので、高卒後は美大を夢見ていました。
しかし実家の猛烈な反対で美大に行くことができませんでした。
実家は自営業のうえ兄弟が多い家族であり、高校卒業後はフリーターとしての進路を進められました。
納得がいかず、家族と大喧嘩をしました。
(現在家族は当時のことは覚えていないようです。)
かけ離れているかもしれないですが、アイデアや表現ができる美容師なら続けられると思いました。
すぐに美容専門学校への進学を決め、なんとか進学できました。
2年間通い、学園祭にも貢献し、国家資格も取得しました。
就活では順調に美容師として就職したものの、志が湧き出ませんでした。
幸い手先は不器用ではなく、物販販売も順調でしたので仕事は続けられました。
しかし、とある事件を境に丸3年で美容師を辞めました。
短いようで、長い5年間の美容人生でした。
転期
当時20代前半の頃、友人の繋がりで現役プログラマーやWebデザイナーとのご縁がありました。
彼らが何かを形作る仕事に心惹かれ興味を抱いたのと、ITやWebリテラシーがあれば仕事の幅や世界も広がる気がしました。
元々表現することに興味がありますので、これが私の天職になればいいなと思いました。
当時はまだ美容師。
想像以上に狭い世界で働いていることに嫌気を指していました。
その後、私は事の流れに沿いWebデザイナーになると決めました。
(この瞬間は必死すぎて機械音痴だったのを忘れていました。)
最後に
良くも悪くもご縁やタイミングが重なる時が転期なのではないかと思います。
チャンスを掴むためには、転期に気づく事が大切だと強く思いました。