UI/UXデザイナーになるためのきっかけづくり
こんにちは。
大澤です。
現在UI/UXデザイナーになり生きているのは偶然の産物でもあります。
誰もが偶然なれるわけでありません。
偶然なれなかった人がどうやってUI/UXデザイナーになれるかお話できればと思います。
前書き
1社目
最初は中企業(従業員数100名以上)に及ばないけど上場企業でWebデザイナーをしていました。2年半ほど経験し、理由があって退職。
2社目
次の転職先はベンチャー企業です。従業員数は20人以下。
WebデザイナーではなくUI/UXデザイナーへの育成をしており、入社して3ヶ月間はUI/UXデザイナー向けの研修でした。
研修後は企業との雇用契約は結んだまま、客先に業務委託として常駐します。
そして私は研修を経てUI/UXデザイナーとして客先に常駐し、そのキャリアスタイルは5年が経ちます。
未経験からUI/UXデザイナーになる方法
私はたまたまUI/UXデザイナーのキャリアに出会いました。
なるために探したわけではないです。
ならUI/UXデザイナーにキャリアを変えたいけど、どのような機会でなれるのか?経験がないのに未経験でどのようにお仕事をもらうのか?
これにはポイントがあることがわかります。
Webデザイナー時代にワイヤーフレーム作成を経験している
グラフィックがある程度できる
バナー、ランディングページのデザインができる
コーディングはHTML、CSSは多少読める又は調べれば理解できる
Figma、Sketch、XDでデザインをしたことがある
Figma、Sketch、XDでコンポーネント管理したことがある又はそれを理解している
「1.Webデザイナー時代にワイヤーフレーム作成を経験している」
ワイヤーフレームが作れるということはユーザーのUX(体験)を考える経験をしていることになります。
ワイヤーフレーム作成の経験がない場合は、ランディングページのワイヤーフレーム作成経験だけでもあるとUI/UXデザイナーへのキャリアチェンジに有利です。
「2.グラフィックがある程度できる」
UIデザイナーはグラフィックも担当します。
かなり洗練された広告を作る機会は稀ですが、サイトに掲載するランディングページやバナー程度であれば作成します。
UIパーツとして欠かせないアイコンも作るので、簡単なものでも作れるようにしておくと良いでしょう。
「3.バナー、ランディングページのデザインができる」
上記でも記載しましたが、掲載するランディングページやバナー程度であればUIデザイナーも作成します。
コーディングができることよりも、世に出せるレベルのデザインができることが重要視されます。
「4.コーディングはHTML、CSSは多少読める又は調べれば理解できる」
コーディングはかけなくても、意味が理解できるスキルは絶対に必要です。
基本的にはエンジニアにコーディングをお願いするので、開発依頼の共有でエンジニアとの共通言語として発揮します。
ここでつまづくとコミュニケーションが成立しません。
「5.Figma、Sketch、XDでデザインをしたことがある」
UI/UXデザイナーになったらPhotoshop、IllustratorではなくFigma、Sketch、XDを使用します。
中でも2024年時点では"Figma"が主流となりますので使えるようにしておくとキャリアチェンジに非常に有利です。
「6.Figma、Sketch、XDでコンポーネント管理したことがある又はそれを理解している」
UI/UXデザイナーになったらネイティブアプリやWebアプリ制作が中心になりますので複数画面の展開をすることになります。
プロジェクトによりますが、大規模ですと300画面の展開をします。
このような時にコンポーネントの概念を理解しておくとキャリアチェンジに非常に有利です。
コンポーネントはUI/UXデザイナーになったら100%ついてきます。
ランディングページは1枚なのでコンポーネントを触れることが無いものでした。
UI/UXデザイナーになるための環境
環境変化には以下のような方法があります
社内でUI/UXデザイナーがある組織体制を作る
UI/UXデザイナーになれる部署への移動
UI/UXデザイナーに転職する
UI/UXデザイナーとして独立する
どれもそれなりに時間がかかりますので、自分に合う手段で良いと思います。
”転職”はネガティブなイメージがありますが、私はそうとも限らないです。
なぜなら社内でUI/UXデザイナーの体制を作るには、周りを巻き込みますし、望んでいない方もいますね。
会社としては必要がなければ新たな体制を作る必要もありません。
それに時間もかかりますね。
人生で転職を経験することも貴重な資産になります。
数年続けて思うのは、UI/UXデザイナーは早くなれた者勝ちです。
なりたいものには、早くなる方がいいと感じます。
なぜならスキルが高く、知識、経験の蓄積が多い人の方が断然有利だからです。
少しずつ、自分のアドバンテージが高い状態にすることがキャリアチェンジの方法です。
最後まで熟読ありがとうございました。