2024年ワイルドフォースサイバージャッジ環境の考察

こんにちはゆーしんです。
今回は福岡CLにおける環境の考察を1月26日から系列を追って考察していく記事です。

この記事を読めば1月26日からの環境の移り変わりや私が考える福岡CLで強いデッキを知ることができるので福岡CLに参加される選手や近日にシティリーグを控えている選手にとって良い記事となっていると思います。

それでは始めていきます。

Eレギュ落ちによる環境の変化

1月26日にレギュレーションの変更としてEレギュレーションのカードが使用できなくなります。
影響の大きいカードはいろいろありますが環境に大きく関わってくるカードを3枚紹介します

バトルVIPパス
このカードはほぼすべてのデッキにおける序盤最強のカードでした。このカードを失うことで序盤の展開力を失い展開力の低下が考えられます。

穴抜けのひも
入れ替え札の枚数が減ったことで『テツノブジン』を使用するデッキは火力が低下することが考えられます。また【ロストバレット】が相手の裏のポケモンをとれなくなるので後手１で相手の面展開が弱かった時をとがめることができなくなったりと様々なところで影響が出ます。

頂への雪道
ルールを持つポケモンの特性を封じることができなくなるので【ギラティナ】が弱体化します。逆に『頂への雪道』に苦しめられてきたデッキの数々にとっては追い風であると言えます。

他にもデッキ単位で【ミュウVMAX】【インテウーラ】というデッキは消滅します。
【サーナイト】というデッキは『霧の水晶』『アルカナシャインのサーナイト』『ミラージュステップのキルリア』など様々なカードが落ちるので今のような形は完全に消滅します。

新弾の注目すべきカード

今回の新弾では前回に続いて古代、未来のカードに強化が入っています。
また一番注目すべきは帰ってきたACESPECカードであると言っても過言ではないでしょう。

今から注目すべきカードを一枚づつ紹介していこうと考えたのですが数が多く書くのが急に面倒になったので後の環境デッキ紹介の時に解説していくことにします。

パック発売前の環境予想

私は新弾後の環境予想として強いデッキを2つ考えました。

• リザードンex

• パオジアン

リザードンex

このデッキがレギュレーション変更により失ったものは『不思議なしっぽのミュウ』『バトルVIPパス』です。
しかし得たものが大きくこのデッキは私の中でtierGODだと考えています。
今回の新弾で得たカードは『仲良しポフィン』『マキシマムベルト』です

仲良しポフィン
このカードはHP70以下のポケモンを2体盤面に出すことのできる強力なカードです。
使用感は『バトルVIPパス』に似ていますが明確な違いは2つ
自分の最初のターン以外でも使える点と出せるポケモンに上限があるかどうかです。
今回追加された『仲良しポフィン』はHP70以下という制限はありますがどのターンでも使えるのでこの【リザードン】というデッキにおいて後続の『ヒトカゲ』を前の環境よりも出しやすくなっていることは明らかです。
しかしこのカードは『ロトムV』を出すことができない点が弱い点だと言えます。
ので今後の【リザードン】は『ネストボール』を多く採用する可能性が高いと考えています。

マキシマムベルト
このカードは相手のexのポケモンに対して与えるダメージが50も増加するいかれカードです。流石はACESPECのカードだと言えます。
このカードは『リザードンex』の弱点ともいえた序盤の打点を補うことができるので【パオジアン】【サーフゴー】といったデッキに対して勝率が上がるんじゃないかと考えています。
またミラーでも『ピジョットex』を取れるタイミングが増えることが考えられます。

『頂への雪道』がレギュレーションから消えたことによって特性を封じられることが無くなったので割と好き勝手出来る状況になりました。
また微不利対面としていた【サーナイト】【ギラティナ】が弱体化したことによって環境での立ち位置がより良いものになったのではないでしょうか。

パオジアン

このデッキがレギュレーション変更によって失ったものは『VIPパス』と『クラススイッチャー』です。
その為このデッキも『仲良しポフィン』の採用が考えられますが、このデッキの場合は『輝くゲッコウガ』『パオジアンex』を盤面に出せないというデメリットがあります。
しかし『VIPパス』と違って相手に『セグレイブ』を狩られる動きをされた際に新しい『セビエ』を出しやすくなった点は非常に大きな点です。

今回ACESPECカードとして『プライムキャッチャー』の採用が強いのではないかと考えました。デッキに1枚しか入れることはできませんが必要なカードの枚数という要求値で見れば≪キャンセルコロンプライムキャッチャー月光手裏剣≫の動きはやりやすいと考えています。

また【リザードン】と同様に『頂への雪道』が消えたことによって妨害を受けづらくなっている点も評価すべきポイントです。

しかし新弾のカード『ハバタクカミ』の特性によって≪わななく冷気≫が使用できない点は少し面倒です。ので環境にもよりますが『大地の器』の枚数を増やしたりする必要があるかもしれません。

他にも新環境に出てくるデッキは数多く存在しますがとりあえず母数的にもこの2つのデッキが中心となって回る環境だと予想しました。

実際に新弾発売後数日の環境を語る

1月26日新弾の発売を受け環境が大きく変わりました。

tier1　リザードン
tier1.5　パオジアン　アルセウス系統　カビゴンLO
tier2　サーフゴー　イダイナキバ　トドロクツキ　

やはり【リザードン】がその強さを目立たせています。母数の多さだけでなく勝率も非常に高く世はまさに【リザードン】1強環境であると言えるのではないでしょうか。

そんな【リザードン】は母数が多いと考えられる【サーフゴー】【パオジアン】に対して刺さりの良い『リククラゲ』を採用しているプレイヤーもちらほらいたように感じます。

【リザードン】というデッキが『マキシマムベルト』を採用することでexのポケモンに対して強いことから逆にVポケモンで戦う【アルセウスギラティナ】が結果を残していました。

【アルセウスギラティナ】は『テツノイサハ』を採用することで【リザードン】に対して勝つことを意識しているように感じました。

【カビゴンLO】は『やまびこホーン』を失ったので相手のトラッシュからポケモンを呼び出す方法が無くなりました。のでこの環境では『マンタイン』を採用するプレイヤーが増えました。
この『マンタイン』がいなければ相手は手札に来たポケモンを『ハイパーボール』で捨てるだけで『エリカのおもてなし』の対策ができてしまうので重要なカードであると言えます。

1週間後の環境　1月29日～2月5日

1週間後の環境です。

tier1 ピジョットリザードン　ビーダルリザードン
tier2 パオジアン　アルセウス系統　
tier3 古代バレット　ルギア　イダイナキバ　ロストバレット　カビゴンLO

最強は【リザードン】です。

この週での注目すべき点は【ビーダルリザードン】であると私は考えます。

このデッキを一言で言うならミラーに強いリザードンであると考えています。
前回の週は【ピジョットリザードン】が最強で勝率ともにデッキの母数も多く最強のデッキであったと言えますがそんな【リザードン】ミラーの勝率を上げるために【ビーダルリザードン】が環境に上がってきました。

また数は少ないですが【ルギア】が結果を出し始めました。
『チラチーノ』を採用することで【リザードン】に対して勝利することぉ考えています。
またACESPECカードが人によって分かれている点も面白い点です。

2週間後の環境　2月6日～2月12日

新弾発売から2週間が経ちました。
2月10日からシティリーグシーズン3が始まったので予選の回数が増えました。
よって予選の回数が増えたことを理由にデッキの使用率が変わる可能性があります。

tier1　ビーダルリザードン
tier1.5　ピジョットリザードン　パオジアン　
tier2　ルギア　ロストバレット　古代バレット　アルセウスギラティナ　
　　　カビゴンLO

ミラーで強い【ビーダルリザードン】が数を増やしたので【ピジョットリザードン】の数が減りました。現在の【リザードン】は体感7割は【ビーダルリザードン】だと私は思っています。

また【古代バレット】の構築が煮詰まってきたのか結果を残す【古代バレット】の数が増えてきたように感じます。
中には『コバルオン』を採用する人もいたりもしましたが、基本的ACESPECカードは『覚醒のドラム』に固定化されているような気がします。

しかしこの週で注目すべきはやはり【ルギア】の増加でしょう。
前の週で浮上してきた【ルギア】ですがその母数が増えまた結果を残し始めました。

福岡CL環境の予想