感情
女の子がひきつけを起こすくらい泣いていてラブラドールが一生懸命泣かないでとあやしている動画を見ていてアレ?と思った事がある。
ボクは息子と娘が泣いている姿を見たことが無い。
これは良くない事なんじゃ無いかと何とも言えない不安がある。
なんだろう余所の子供が泣いている姿も見ないな。今の子供は泣かないのだろうか。
それは不幸な事なんじゃないだろうかと少し心配している。
理屈ではなくボクの感情が心配している。
昨日、従業員さんが会社の概要を作ってくれた。見ていてとても驚いたのだけどよくもまあこんな色々やってるんだなと自分が忘れていたような色々な仕事を受けてやっていた。
新規の委託されている事業がこれ以外にも行列が出来ている。ボクは営業する事を止めているがなぜか依頼が次々やってくる。
従業員さんは機械のように精密に次々と仕上げて行くのでマシーンのように思われる事もあるがそれは違う。泣くわ怒るは喜ぶわでなかなか忙しい子だなとボクは見ている。
彼女は根底に人間を信じていてそして自身も非常に人間らしいなとボクは思っている。人間が冷めていないのは誰よりも熱いからだ。情熱があるから良い仕事が出来る。下らないなんて思っている人間は良い仕事は出来ないのでそれは結果に出てくる。良いものを産み出す原動力になるのは感情だろうとボクは思う。
密造酒を一生懸命作っているメーカーさんと打ち合わせをした。
要件は和牛子牛用のアルゴリズムはまだかえって件だ。
乳牛と和牛の子牛の圧倒的な違いを皆さんご存知でしょうか。
乳牛の子牛は具合が悪くなったらとても分かりやすい。モーダメーってなる。
和牛は全く分からない。特性なのか和牛の子牛は具合が悪いのを隠すのが上手で発見が一手遅れる。いきなり全力で悪くなっている子牛を見つける事になるので観察がかなり難しい。だから酪農家さんも受精卵で和牛に触れるようになったがその難しさから撤退される方も多いと聞く。ボクの経験上借り腹で産まれた和牛は強い。難しいのは和牛から産まれる和牛だ。
これはもう和牛子牛に付ける為みたいなセンサーだなと思う。ボクもこれは買いたいと思っている。
将来のアジア支局長急いでくれと言うとイスラエル本国は絶対に和牛に付けるんじゃないぞと厳しい御達しがあったそうだ。
え、世界的陰謀論なんですかねと言うと違うそうだ。
現在のデバイスはお産を察知する事が出来るがそれは70%程の確率だそうだ。余所は知らないがうちの会社は70%を検知した等とは認めないそうで絶対に言ってはいけないという位徹底している。
和牛は乳牛とは違うので当然アルゴリズムも違う。完璧なものが出来てから試験を開始するそうだ。
ボクはそれを聞いてとても素晴らしい会社だなと感心している。いつか行ってみたいなと思っている。ちゃんと情熱があって良い仕事をしている人には会ってみたいと思う。
このデバイスの何が良いかって和牛で一番大変なのは具合が良いのか悪いのか分からないような子牛も捕まえて体温測ったりするのが畜主も獣医さんも大変なんだよ。具合が悪い子牛の耳がピコンピコンって光ってたら流石に捕まえて調べるしそれだけ治療すれば良いからこれだけは欲しいんだよね。これがあれば事故はかなり防ぐ事が出来ると思うと熱く伝えた。きっとイスラエルの方も分かってくれると思う。
ところでうちの息子と娘は和牛なんですかね。