元日本一の緑紫ドフラミンゴ徹底解説
【はじめに】
初めまして、ふぁけのこです。
4弾発売前、新リーダー緑紫ドフラミンゴが公開されてから5弾の現在まで「推し」という理由だけで握り続けてきました。
ONE PIECEが好きでワンピカードから始め、無名かと思いますので軽く戦績をどうぞ!
決勝大会ベスト32デッキ分布に緑紫ドフラミンゴはいなかったため、日本一の緑紫ドフラ使いになれました!
補足で「非公認大会町田cup津田沼」優勝
5弾環境ではフラッグシップ ベスト8×2
「非公認大会トレジャーふぁーりばる」準優勝
と、こんな感じです。
横浜予選18位
決勝大会33位
フラッグシップベスト8×5
と、良い成績に見えて肝心のプロモカードは全て逃しております。
…書いていて自分で悲しくなってきたので本題に移ろうかと思います。
【デッキリスト】
まず、4弾環境、決勝大会の構築を載せておきます。
そして、5弾環境11月19日時点の最新構築です。
緑紫ドフラミンゴではファミリー型とfilm型という大きく2種類の型が存在します。
正直、両方同じくらい強いです。
私自身店舗予選の直前まで、どちらの型で行こうかずっと悩んでいました。
ですが、5弾環境序盤、tear1には「紫ルフィ」が君臨していました。
film型の場合、「4ロー」「7キッド」「パウリー」等、刺さってしまうカードが多く、私の中ではファミリー型が強いという結論に至りました。
そして現在、環境は変わり「青黒サカズキ」の時代です。「アグロサカズキ」や「テンポサカズキ」と言われる5コストを中心としたデッキとなっており、猛威を振るっていますね。ん?5コスト以下中心…?
【各カード採用理由】
各カードの採用理由を1枚ずつ深掘りして話していきます。
まずはやはりこのカード。
非常にインパクトのあるカード。ですが使い方が難しい!と思った方はかなり多いのではないでしょうか。
確かに5コストのステージカードということで、とても重いです。5ドンも使って何もキャラが並ばない。
更にはお互いのコスト5以下がリフレッシュフェイズを失うため、デメリットもあります。
しかし、このサカズキによる大海軍時代。こう思ったことはないでしょうか。
「何出してもどうせ処られる」と。
ならばキャラを出せないことはもはや問題ではありません。
加えて、流行中のサカズキデッキにおいて、鳥かご圏外となれる(6コスト以上)は「7ボルサリーノ」くらいでしょうか。採用枚数は人によって異なりますが、大阪優勝、準優勝の構築を見ると共に2枚採用と少なくなっている印象です。
紫ルフィ環境でもそうでした。「7キッド」「9カイドウ」等、大型が多い分多少厳しくはあったものの、「4バニラ」や「5ブロッカー」など、デッキの大半は5コスト以下です。
肌感覚ですが、相手に5コスト以下が3体並ぶような相手であれば、鳥かごは無類の強さを発揮します。2体程度でも、序盤のテンポを取れるという意味で相当強いです。
出すタイミングについては、早ければ早いほど良いです。と、言っても5ドン、6ドンのターンに出すという意味ではありません。相手の5コスト以下がレストになったタイミングで、返しで最速で出します。
【例1】緑ウタ対面 ドフラ先行、ウタ後攻の場合
後2ナミ
先3ディアマンテ
後3ナミが殴る
先4鳥かご
このように、相手にレストキャラがいないタイミングで出す必要は基本的にありません。5ドンタイミングではディアマンテを出すことを優先しましょう。
このような「ディアマンテ鳥かごムーブ」は環境デッキの中では緑ウタ、また他対面の有象無象に対しては非常に有効で、理想ムーブといえます。
【例2】紫ルフィ 紫ルフィ先行、ドフラ後攻の場合
先2ページワン
後2ベビー5等
先3ペーたん殴る
後3鳥かご
紫ルフィ、赤ゾロ等早い段階でキャラが殴ってくる対面においては、もちろん最速鳥かごを出します。
このように、鳥かごを出すタイミングとしては、
「相手の5コスト以下が寝たタイミング」
が基本です。
しかし、例外はいます。
サカズキ、カタクリ、エネル対面です(ほぼ環境)
まずカタクリ、エネルにおいては、そもそも鳥かごを出さないという選択肢があり、難しい対面です。
そして青黒サカズキにおいても、他対面とは根本的に立ち回りが異なります。この辺りに関しては
【各対面ごとの立ち回り】にて後述します。
また、鳥かごには「遅延」という小ワザがあります。
「ターン終了時時に10ドンある場合」、敵味方全てのレストの5以下をKOし、鳥かごも消滅します。
これは強制効果で、自分で選ぶことはできません。
しかし逆にいえば、ターン終了時に10ドン無ければ、鳥かごは消えません。
つまり、こういう事です。
このようなドンマイナス効果を使う事で、鳥かご遅延をすることができます。これにより、強制効果の鳥かご消滅を回避し、消すタイミングを任意のものとすることができます。
この小技はご存知の方も多いでしょう。「4ロー」「クイーン」の他にも「7キッド」等ドンマイナスキャラを豊富に入れ、「消えない鳥かご」を作ることもできます。
もちろん「消えない鳥かご」が有効な対面もあります。
(例:ベロベティ、赤ゾロ、赤黒サボ対面等)
しかし、その考え方は危険です。
1つ目の理由としては、相手が上記の例の3対面とは違い、6コスト以上のキャラが豊富に入っている場合、鳥かごを残し続ける意味があまりありません。
鳥かごには「自分のキャラもアクティブにならない」というデメリットもあるため、相手に与える効果よりデメリットを受け、足枷となってしまう場合があります。
2つ目は、相手がキャラを「起こす」要素や「戻す」要素を持ってる場合です。
(例:赤緑ロー、緑ウタ、青緑ゾロサンジ対面等)
鳥かごというカードは大前提として「5コストでキャラが並ばない」という大きなリスクを抱えているカードです。その代償として、相手の攻撃回数を大きく減らすことができます。逆にいえばその中でもなんとか攻撃されると、簡単に負けます。
一見すると赤緑ローには5コスト以下しか入ってないことが多く、鳥かご出せば勝ち、と思ってる方もいるかもですが、そんなことはありません。
「STロー」やリーダー効果を使うことにより一度寝かしても簡単に殴ってきます。緑ウタに関しても、「3ウタ」や「バルトロメオ」がいます。
よって、「鳥かご遅延」ではなく、しっかり「KO」をすることが重要になるからです。
3つ目は、「10ドフラ」を出すタイミングに、鳥かごは消えてしまうということです。相手が鳥かごの届かない6コスト以上を並べてきた際、そこを縛りつつフィニッシャーとなれるのが、「10ドフラ」です。「紫7キッド」等が採用されていれば別ですが、基本的には10ドフラを出すタイミングに、鳥かごは消えてしまいます。
しかしこちらが10ドフラを出そうと思っていた前のターンに、「3ウタ」や「バルトロメオ」で起こされたり、新たな5以下キャラを出されるとどうでしょう。それらのキャラはKO出来ることなく、鳥かごは消えてしまいます。鳥かごを使う上で大事なポイントとして、消すターンはできるだけ多くのキャラを巻き込んで消す、というのが大事です。
つまり、鳥かごをここで消そう、と考えながらゲームを組み立てていき、そこまでに「シュガー」や「マッハバイス」を貯めておきます。そうして極力多くを巻き込んで消した上で、時ターンから10ドフラ連打、これがこのデッキの基本ムーブです。
各対面ごと、そして最も鳥かごの消し方が重要になる「赤緑ロー」や「緑ウタ」対面での詳しい立ち回りは【各対面ごとの立ち回り】にて後述します。
さて、鳥かごについて熱く語ってしまいましたが、【各カード採用理由】でした。他のカードも話していきます。
サーチです。しかし緑のサーチは他色とは異なる特徴を持っています。「起動メイン」のサーチなので、相手は無視して残すことができません。つまりサーチによる手札交換をした上で、ブロッカーの役割まで担ってくれる超有能カードなのです。
これが特に一時期天下をとった「紫ルフィ」に対してとても有効な一枚です。鳥かごもそうですが正直ベビー5を序盤に何連打できるかで勝負が決まると言っても過言ではないほどです。紫ルフィ(インペル型のハンニャバルを除く)には小型サーチキャラがいないのが1つの特徴であり、そこをつくのです。
紫ルフィ対面(全対面)序盤理想ムーブ
紫ルフィ先行、ドフラ後攻
先1パス
後1ベビー5
先2 4/6000バニラ リーダーでベビー5アタック
後2ベビー5、ベビー5
先3ページワンとリーダーでベビー5アタック
これです。後攻のベビー5三連打。このムーブでほぼ全対面、特に紫ルフィには勝ちます。この動きをすることで、序盤されるはずだった5000、5000、6000アタックを全てベビー5が吸ってくれており、手札3枚の大幅アドバンテージを取っているのです。
鳥かごの解説時に「如何に相手の攻撃回数を減らすか」と言いましたが、言い換えれば「お互い縛られた攻撃回数の中で、如何にライフレースに勝利するか」というデッキでもあります。
その中で、序盤の手札3枚アドバンテージはゲームを相当有利に進める鍵となるのです。
ちなみに稀に相手が先行2ターン目に出すカードがない、または欠損していた場合、後2で出したベビー5を2体は処理しきれず、後3まで仕事をしてしまうなんてこともあります。勝ちです。
ここで皆さん思ったでしょう。「ベビー5三連打なんて無理に決まってるだろ」と。
もちろん要求値は決して低くないです。しかしベビー5はボニーと同じ効果なのです。
つまり、「ベビー5でベビー5を加えます」これができます。
むしろ序盤であればベビー5で加えて1番強いカードはベビー5です。何連打出来るかで手札枚数が大幅に変わるわけですから。加えて
こちらとベビー5で、サーチ8枚積みです。まるで全盛期の白ひげですね(?)
こちらの「ドンキホーテファミリー」とベビー5を使って必要なカードを集めることができ、再現性はかなり高いといえます。またこのカードを最速で打つために、基本的に全対面後攻をとります。
このカードもベビー5同様、「ドンキホーテファミリー」を加えることもできます。
リーダー効果で立てた2ドンでこのカードを使用し、欲しいカードがなかった場合はドンキホーテファミリーを回収、そのままもう一度打つことも可能です。
とにかくこのデッキのサーチカードは優秀で、手札入れ替え以上の仕事をしてくれます。よって、「マリガン第1基準はベビー5、後攻ならドンキホーテファミリーでも可」となります。
最後に、サーチで回収するカードについてです。
【序盤のサーチで回収したいカード】
ベビー5、ドンキホーテファミリー、
鳥かご、ディアマンテ、(シュガー)
【終盤のサーチで回収したいカード】
10ドフラミンゴ、蜘蛛の巣がき
シュガー、(マッハバイス)
ここからは有料記事になります。続きが気になった方は是非ご購入頂けたら嬉しいです!
6弾環境で「9ゾロ」や「一大三千大千世界」など、緑紫ドフラミンゴととても相性の良いカードが追加されます!
イベントカウンターは言うまでもなく、「9ゾロ」も緑紫であれば「ドン加速」や「鳥かご」を駆使し、強く使えそうです。
これを機に緑紫ドフラミンゴを握ろう!という方にも参考になる内容となっておりますので、ぜひご検討ください!
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