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もりりんの生い立ち Part.3 堕落編
どうも、もりりんです
Noteを黒歴史にしたく無いと思っていますが、今から語る内容はもりりんの黒歴史です
そりゃー中学生なんて黒歴史を作るために存在していると言われたらその通りです、仕方ないですね
高校時代は中学の頃の自分が本当に嫌いでしたが、今は懐かしい思い出です
だから徹底的に黒歴史を暴いてやろうと思います
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進学
桜の咲く4月、もりりんは私服ではなくブレザーを着用し、持ちづらいバッグを無理やり背負い、中学校に通い始めました
公立中学校なので、近場の小学校出身者が9割以上を占めており、全生徒の内3、4割は同じ小学校出身者でした
部活動
中学生といえば部活動
運動部に入るのが良い学生生活の一歩であるとか言われた一方で運動が嫌いだったので、動かなくても良さそうな卓球部に入りました
しかしこの選択は、2年以降、仲の良い友達が作れた事以外は最悪手としか言いようがない結果になりました
1年の時は先輩とふざけ、先生がいる時だけトレーニングをし、帰りに仲の良い4人組で嫌いな奴の悪口を語り合っていました
いい思い出ですね
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学校生活と欠点
一年の頃は小学校同様にいい子ちゃんを極めていました
大して勉強はしていませんでしたが、150人くらいいる同学年の生徒でいつも成績は20番台と高く数学は毎回一桁でした
卓球部の嫌いな奴から妬まれましたが、優越感でしかなかったです
この頃からデブ弄りをよくされるようになり、デブキャラとして名を轟かせていました
あだ名はベイマックス、ぷっちょ、もりりん、モリソン辺りでした
モテると聞き合唱コンの伴奏をしましたが、デブなのでモテませんでした
その5年後に実は好きだった的なことを言われましたが真偽は不明です
まあそんな感じで充実した学校生活を送っていました
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しかし、当時のもりりんには中学生とは思えない恥ずかしい欠点がありました
一つ目は泣き虫です
デブ弄りは別に面白かったのでいいのですが、偶にお腹を本気で叩く奴がいて、もりりんは泣いてしまいました
しかも中学校にもなると、泣いてる奴の方がダサいので、誰も助けてくれなくなります
そして1年の頃の担任に、男らしくないぞと説教までされました
今だとギリアウトな怒られ方です
その結果、もりりんは弱い自分を切り捨てる事にしました
すぐには治りませんでしたが、中学卒業する頃には全然泣かない子に成長しました
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二つ目は理不尽が嫌いすぎる事です
技術と家庭科の先生がクソすぎて嫌いだったのですが、それに対して過剰に反応をしていたと思います
例えば、先生の説明不足で作業手順を間違えたのに、聞いていないの方が悪いとされた時など、もりりんはすぐブチギレていました
そして自分の正当性を突き通す事に執着していました
俗に言う融通の効かない正義マンでした
ネトゲーマー編
以上のとおり、学校ではまあ普通寄りな学校生活をしていました
しかし、帰宅後はドラクエ10でネトゲーマーとして堕落した生活をしていました
毎日3時間は最低でもプレイをし、同時にニコ厨としてインターネットにどっぷりと浸かっていました
不健全極まりないですね
ということで、もりりんのネトゲーマーとしての栄光、黒歴史を語りたいと思います
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ネトゲーの特徴
ネトゲーは普通のゲームと2つの点で大きく違います
1つ目は他のプレイヤーと繋がれること
協力プレイをする事が攻略の何よりの近道です
そして、チームというコミュニティに属して共同体を形成するのが醍醐味です
チームを結成すると、その中のメンツで仲良くなり、一緒に攻略をすることが多くなります
また、コミュニティを形成するということは人間関係を築くことであり、幅広い年代のプレイヤーと関わる事になります
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2つ目は廃人ゲーであること
時間をかければかけるほど強くなれます
昨今では課金ゲーが広まり、プレイ時間に対するゲームの進捗というのは薄れてきています
しかし、ネトゲーではとてつもない時間と労力を要求されます
ドラクエ10の場合は、各職業のレベリングのみならず、金策が何よりも重要です
ドラクエ10のシステム上、全ての行為はゲーム内通貨で解決可能なため、所持金はイコールで強さと同義となります
そして金策は時間が一番重要になります
以上の2点がネトゲーの主な特徴です
もりりんは中学の3年間(3年の後半で引退したが)、ほぼ毎日ドラクエ10をプレイしていました
4000時間近くドラクエ10をプレイしていたらしいです
そして多くのプレイヤーと関わり、3つほどチームを渡り歩きました
栄光のネトゲー生活
もりりんはドラクエ10にどハマりしていました
他の一般プレイヤーよりも少し強い立ち位置で、フレンドやチームメンバーに恵まれていました
強くなる事、ボスを倒す事を念頭にプレイをしていました
その結果、新たに実装されるコンテンツのほぼ全てを攻略できていました
アクセサリーは理論値を用意し、装備は最低でも成功品以上を揃えていました
そんな輝かしいネトゲー時代でしたが、もりりんは大事件を起こしてしまうのでした
チーム解散事件
当時のもりりんは調子に乗っていました
他のチームメートより強かったからです
しかし、一つ大きな問題がありました
それはもりりんがクソガキだったことです
当時のもりりんが参加していたチームは30人程度と小規模でしたが、とても仲良く運営されていました
恐らく20代がメジャー層だったと思います
中にはリアルで会って付き合ったプレイヤーもいました
4垢持ちと3垢持ちが付き合って7垢持ちになってそのままどっかに行きました
30代くらいのおっさんと一番仲が良かったです
このおっさんは強くて尊敬していました
そして、事件は起きました
きっかけは覚えていませんが、もりりんはクソガキすぎて他のメンバーから嫌われ、除名処分を受けました
多分リーダー辺りの琴線に触れたんだと思います
仲良かったおっさんから怒られて、反省しました
そしてなし崩し的にチームが崩壊しました
今思えばそんなクソガキの言動如きでイラつくなやとは思いますが、当時のもりりんには相当なダメージでした
そしてもりりんは人間関係の築き方を学んだのでした
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その後
まあチームが解散したなら新しいチームに入れないいいだけなので、新しく100人程度の大きなチームに加入しました
このチームではクソガキムーブをしないよう、丁寧な言葉遣いを心がけていました
ネカマをしてたエルおじと滅茶苦茶仲が良かったです
いつも仕事の愚痴と同人誌の話ばっかしてくれました
あのおじさん、今何しているんですかね
社会性を身につけたもりりんは、なんだかんだその後もプレイを続けました
ですが、ver.3がおもんなくてイン率が減りました
その後、スプラトゥーンとかいうゲームが面白すぎてドラクエ10は引退しました
ドラクエ10の経験はもりりんをまともな大人にする一歩になりました
同年代以外のコミュニティに属することは苦くもよい経験だったと思います
しかし、その代償としてインターネット中毒者が出来上がりました
インターネットに毒された思春期
中学生の頃、ついにスマートフォンが一世を風靡します
パカパカ音がするガラケーなんて誰も持っていません
世はホームボタンとタッチスクリーンの時代です
スマホなしで人々がどうやって生活をしていたのか、今では想像もできません
もりりんは「既読無視」が新種の虫の名前だと思っていましたが、全然違いました
人々はスマホの通知音とフォロワー数といいねに縛られ始めました
中学ではクラスメートの何人かはスマホを持っていた位の普及率でした
持っていない人の方が多かったです
そんなもりりんは、両親からまだ早いということでスマホは買ってもらえませんでした
しかし、代わりにiPadを買ってもらいました
このiPadがもりりんをインターネットの深淵へ引き摺り込んだのです
当時はパズドラ、モンスト全盛期
もりりんも両方ともプレイをしていました
そして流れで例のサイトへ行きついてしまいます
2ちゃんねるです
攻略サイト→まとめサイト→2ちゃんねるといった感じで、2ちゃんねるとまとめサイトを見るようになってしまったのです
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そこから得られる情報は、大海を知らないもりりんにとって、過激的すぎました
アンダーグラウンドなネタや罵詈雑言、誹謗中傷、マウント合戦が広がるインターネットに筏で漂流しました
それに加えて思春期、反抗期がもりりんに襲いかかります
その結果、口が悪くなり、思想は偏り、親に反抗的なクソガキが出来上がりました
恐らくもりりんが一番しょーもない人間だった時期です
黒歴史そのものです
エピソードとしては、テレビのニュースを見ながら正論を語っていたら母親にブチギレられました
その言い方はないし優しい言葉で喋ろとかいわれた気がします
別に間違ったことは言っていないしお前の方がうるさいと逆ギレしました
当時は自分の正しさに溺れていたのでしょう
でも行きすぎた思想は時に人を傷つけるのです
そんな正論の暴力を知らないガキだったのは苦い思い出です
父親は今でも同じことをやるので、ちょっと辞めてほしいです
息子として恥ずかしいです
隠れオタク化
また、この頃からニコニコ動画の一挙配信や名前を言っては行けないあのサイトで、アニメを見始めました
ゲーム実況に飽き始めた頃、ニコニコの24時間ランキングに常駐していたもりりんは必然的にそこに並ぶアニメを見ていたのでした
進撃の巨人やジャンプ系の一般人寄りな作品のみならず、きららやトリガー、シャフト、鍵、型月、ラノベ原作あたりの当時流行していたアニメはそこそこ見ました
それと東方の二次創作やボイロ実況、艦これなどにも詳しくなりました
完全にインターネットによくいるオタクです、キモ
そして、教室の隅にいる音ゲーオタク共と交流を取ろうとしました
が、その音ゲーオタクがキモすぎて距離を取りました
この判断の賢明さは流石もりりんですね
学校と親の前ではいい子ちゃんをしたかったので、隠れオタクと化しました
やはり賢いですね
しかし、ひびの入った心臓はもう元には戻りません
ニコニコさえなければ、もりりんは真人間のまま入れたのかもしれませんけど、もう引き返せない一点を優に超えてしまいました
思春期という人格形成に有用な時期に見たあるアニメのせいで、もりりんは治らない傷を背負ったのです
友達の前では素でしたが、親の前では真人間のコスプレをし始めました
余談ですが、このひびが後々もりりんに大きな影響を与えていきます
大学生編で語ることになると思います
長くなったのでこの辺で切り上げます
次回は、中学生活の後編と高校受験について語りたいと思います。