上海外灘の感動を忘れたくない(4週間目)
10月19日(2022年)
校内の売店で発見。なんだよお前、日本の渋谷のJKJD以外にも使われてるんか。
カステラみたいなお菓子の裏側。日本であればこういう防腐剤みたいなものは袋にくっついていることが多い。中国はこういう「人に優しいデザイン設計」みたいな部分で日本に追いついていないとよく感じる。
エレベーターの中にはこのような紙があり、ボタンに直に触れずに済むようになっているが、誰も利用する気配はない。
中国の学校には至る所に給湯器がある。中国にはお茶やお湯を好んで飲む習慣があり、茶葉などを入れた水筒を常備している人が多い。
10月20日(2022年)
自分の寮の向かい側の留学生寮。改装中なので来年の夏にならないと入れない。早くしてくれ。でもまあ工事お疲れ様。
PCRの行列に一際目を引く人が。仏教信徒なのだろうか。実は一昨日授業で仏教について発表をしたばかりなので、僅かながら仏教に興味が湧いていたところだった。それまで仏教に関して完全に無知だったが、イロハから学んだところ、意外と面白いものだと思うようになった。勉強って大切なんですね、物事を面白いと思うようにするには。
10月21日(2022年)
みんな好きでしょ?シリーズ。
①ミッキーのパチモン。トムベアというらしい。台湾発祥テーマパークのマスコットキャラ。
②割れたようなデザインのガラス。
③迷子のカーブミラー。
10月22日(2022年)
実は5日くらい前から風邪をひいている。中国で万が一コロナになってしまうとその周辺地域が封鎖されるため、恐ろしい連帯責任を負っている状態。とはいえ毎日のPCR検査で陰性なので安心して過ごせてはいる。風邪を引いているのなら出前を頻繁に取るに限る。蚊取り線香を注文したが、出前のおっちゃんがどこに置いたのかわからず、夜なので暗くていくら探しても見つからないため、再度同じ商品を注文するという失態を犯した。基本は写真でどこに置いたのかわかるようにしてくれる人が多いが、全員がそうしてくれるわけではないようだ。
ハンガーを買ったので洗濯が楽しくてしょうがない。
Twitterで『すずめの戸締り』がトレンドに上がっていた。俺と新海誠作品には切っても切れない縁がある。以前も投稿したが、3年前大連で天気の子を見た。当時一緒に行った中国人女性に片想いをしていて、終始ドキドキしながら見ていた。偶然にも見終わった後実際に雨が降り出し、「晴れにしてよ、晴れ女さん」なんてジョークを言いながら笑い合ったのを昨日のことのように覚えている。
クリスマスイブに告白したら振られた。さーて、今年は誰と『すずめの戸締り』観ようかなー。
10月23日(2022年)
お待たせしました。もうここに来られたら中国留学終了でいいや、明日日本帰るわ…って思ってしまうくらい憧れの場所、外灘。もう圧巻、言葉が出ない。何度でも来たい。この感動を俺は忘れたくない。
最新の地下鉄18号線は無人運転。日本ではディズニーリゾートラインやゆりかもめなどが無人走行車だが、どちらも地下を走っているわけではないのでなかなか新鮮。
地下鉄の駅を降りると懐かしい光景が…、こういう夜にやってる屋台、大連の時はよく行ってたけど復旦大学の近くにはないんだよなあ…。
少し時間を遡ってこの写真は今日のお昼に撮影。今日は大学の教授に日中青年交流会に誘われて外出をしていた。その会場である王小慧芸術館の数ある作品の中でも一番面白いと思ったのがコレ。古代の絵画の中に自身を取り込んでいる。
10月24日(2022年)
中国のレンタサイクルはほぼこの水色の哈喽单车(ハローサイクル)と黄色の美团单车(メイトゥアンサイクル)の二強。他にも青桔单车(青みかんサイクル)もあるが、そこまで数は多くない。一昨日実名登録の申請をして、今日の朝ようやくメイトゥアンが使えるようになった。青いハローは初乗り料金が1.5元(約31円)かかるのに対し、黄色いメイトゥアンは初乗り料金は発生しない。短い距離の移動ですら歩きたくない場合は黄色い方がおすすめかもしれない。
寮に貼られている注意事項。左1枚が中国語、右2枚が英語表記。これを見ればいかに中国語が短く表記できるかがわかる。英語は一つ一つのアルファベットを組み合わせて単語になってようやく意味が生まれるのに対し、中国語は一つ一つの漢字に意味が存在している。翻訳をしていても、700〜800文字の中国語が日本語にすると1000文字くらいになったりする。
10月25日(2022年)
ベンチで寝転がりながら友達と電話をしていたら飛行機を見つけた。飛行機を見ると日本が恋しくなる。好きな時に日中を行き来できる3年前に戻って欲しい。
アイスの袋。上辺全てがギザギザになっているわけではなく、片側のみがギザギザになっている。日本とはやっぱりデザインが違うな。
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