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28歳、うつ病、無職、実家暮らし。〜こんな自分でも生きていきたい〜

私は来月で28歳になる女です。3年以上前からうつ病で、現在は無職。生まれてから今まで実家暮らし。
うつになったのは2021年のクリスマス頃。正社員をやめて半月ほどのこと。
うつになってから今まで、ずっと無職だった訳ではありません。7ヶ月くらい無職でいてから、1ヶ月半パートをしてやめ、3ヶ月くらいパートをしてやめ、1年以上続いたパートを去年の9月にやめ、現在無職のままです。

【うつになった訳】
私は、高卒で入った会社で7年近く正社員で働いていました。昭和の匂いが強く残る職場で、最悪なお局3人が社長よりも偉そうにのさばる所。女子社員がアラフィフのお局と新人しかいない異空間で、中間層はお局にいびられてやめたからいなかった。

同期で入った子がお局の奴隷のようによく働く子で、私は比較され、お局にとにかく嫌われていた。女子高生みたいな嫌がらせをよくされた。
気づいたらストレス性の腸炎で入院した。退院してからも、逆流性食道炎や腸炎を何度も起こし、消化器内科通いが日課になった。医療費は一年で10万を超えた。ストレスが最高潮に達した頃、午後休をとり、社長に泣きながらやめさせてくれと連絡して退職した。

退職までの道のりを書いたけど、在職時はうつ病ではなかった。やめてから、友達や姉妹と遊んでこの世の春を過ごした。でも少しして、突然うつになってしまった。

理由は、無職になってしまった後悔に耐えられなかったから。そもそも嫌がらせに耐えながら働き続けていられたのは、無職への恐れからだった。
私は商業高校で、学校のサポートを受けて就活ができた。就活は大学生に比べてかなり楽できた。
だからこそ、いざ無職になってさあ就活、ってなったら本当に就職先が見つかるのか?私に価値があるのか?求人は前の職場より条件が厳しいものばかり。あれ、私やめたの失敗だった?とんでもない選択ミスをしてしまったのでは?

それから一気にメンタルをやられうつ病になった。ベルトをロフトベッドにかけて首を吊ることを繰り返した。母に見つかって泣かれた。失業給付のために説明会やハロワに行くのに精神安定剤がないと外に出られなかった。それが2022年の3月くらいまでの話。

今現在、初めて無職になったときの期間(7ヶ月)に近い無職期間をすごしている。noteを書くようになった最近は安定しているが、それまではまた自殺願望が強くなり、少しでも楽に死ぬことしか考えてなかった。1年以上働けたパートをうつの悪化でやめてしまったことへの後悔。もう自分は社会人には戻れないんじゃないかという不安。もはや働かなければならないなら死にたいという破滅願望。28歳なのに実家暮らしで、無職という恥ずかしさ。

でも今はちょっと上を向いている。noteを始めたこと、新しいiPhoneを買ったことが大きい。
私は実家暮らしで正社員を7年近くしてたこともあり、貯金は正直同世代よりもあると思う。
でも新型iPhoneを買ったことにより、最安モデルだけど10万飛んだ。働きたくないという気持ちが、でも近々働かなくちゃな、という気持ちに変わった。
noteを始めたことにより、自分の気持ちを外に出せるようになった。noteに♡をもらえるとすごく嬉しい。noteを書くことが、新しい生きる意味になった。

他にも、妹や母の話し相手にならなれるということ。妹の推し活の話、母の趣味のバレーの話や日頃の愚痴を聞いて、聞いてほしい欲を満たしてあげられること。あと、純粋に「ただ生きること」。死んで親を泣かせないこと。小さくても自分にできることを見つけていくと、少し生きる気力が湧いてくる。

うつ病はこの先切っても切れないと思うけど、死にたい欲に負けずにしぶとく生きていけたらいいな。

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