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治らない痔に苦しんでるあなたへ

私は長年痔で苦しみ、23歳のときに痔の手術をして、痔の痛みから解放されました。そんな経験談から、痔が治らず困ってる人に言いたいことは…

☆肛門科の専門医に行け!!
☆女医が良いとか言ってる場合じゃない!!

の2つです。女医がいい、は女性に限った話ですが……

肛門科の専門医に、というのは、副業で痔の手術をしているような医者が多いからです。内科も小児科も肛門科もやってます、とか複数の科をかかげてる病院が多く、それにつられて病院にかかる人が多いからです。実際、肛門科専門医というのはかなり希少な医者で、全国を見ても少ないです。その少ない肛門科専門医の中で、女医なんてもっと少ないんです。激レアです。冒頭でこだわるなと言ってるのはそのせいです。

病院に通ってるのに、手術もしてもらったのに治らないな〜とか感じてる人は専門医にかかってください!痔って恥ずかしいことだと思う人が多いと思いますが、生きてく上で排便は切っても切れない関係なのでかなり重要ですよね。一生を共にする大切な肛門は、専門医にまかせましょう。

前置きが長くなりました。
かつての私は、地元の肛門科に3年ほど通ったのですが永遠に治らずずっと痛い思いをしてました。なんでだろう?と思ってちゃんと調べてみると、その病院の医者は3代目で、専門医の認定は特に受けていない人でした。おそらく1代目はちゃんとしていたのでしょうが…

ネットで探してみると、「痔を専門とする医師を探そう」というサイトに出会いました。日本臨床肛門病学会の作成したサイトです。

痔を専門とする医師を探そう

このサイトを見ればわかりますが、全国の痔を専門とする医師がすぐに探せるんです!学会に認定された医師のみです。
全国の医師を見てみると、ざっと見て回れるほど少ないです。都市はまだ多いですが、人口の少ない県などは専門医が一人の所もあります。

私の住んでる市にも運良く専門医がいたので、早速かかりました。私はずっと切れ痔だと言われたのですが、

「いぼ痔です。排便時にいぼ痔が勢い良く外に出るときに周辺の肛門の皮膚が裂ける、随伴性裂肛です」
と言われました。
そして、いぼ痔を切除しないと治らないので、と初診の一週間後に手術になりました。すごいスピード感。

手術ではいぼ痔にジオン注射をうち小さくし、肛門が緊張して狭くなってることから肛門の筋肉に切れ目をいれる、といった内容でした。

手術が終わって麻酔が切れてからは地獄でした。肛門って無意識に収縮してるので、その度に切ったところが痛みます。排便の時は痛みでのたうち回るレベル。普段使わないような強い鎮痛剤を処方されても痛くて眠れないレベルでした。

でも、おかげで治りました。28歳現在、どうしても硬い便が出てしまうことから、便を柔らかくする薬を継続処方されています。でも切れて痛くなることはなくなりました。

【終わりに】
長くなりましたが、言いたいことをまとめると

①痔の専門医にかかりましょう

②めちゃくちゃ痛くなってからいくのではなく、異変を感じたら病院にいこう

③痔の病院には老若男女、中学生とかもいます。恥ずかしがる必要はありません

このあたりです。
紹介したサイトを使って、自分の県や市にある専門医にかかることをおすすめします!
あなたの痔が早く治りますように祈ってます。

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