男性との性行為
俺は所謂、ショタ受けする顔だった。
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8歳の時に、近所の男子中学生につけまわされ、逃げた場所が悪く追い詰められた末に性器を口に咥えさせられ、口の中で出されると言うとんでもない経験をした。
気持ちが悪くて、すぐに公園の水道で口をゆすいで泣きながら帰宅。
次は14歳の夏。
この頃はかなりグレていて、深夜遅くまで友人宅で過ごし、親が起きる前に帰ろうと河川敷でタバコを吸っていると背後から口を押さえつけられて、そのまま草むらの中に引き摺り込まれた。
「静かにしてろ。騒いだら殺す。」
恐怖のあまり、ガクガクになりながらされるがまま。
痛みに耐えながら、向こうは事を済ませると、そのまま去っていった。
恐怖もあったが、それよりも歩くたびにケツがジンジンと痛んで、下着がそいつの精液で濡れているのを感じた。
帰宅してすぐシャワーを浴びて、異常なほど身体を洗った。
ボディーソープを半分くらい使ったんじゃないかと思う。
この時、もう何もかもがどうでも良くなった。
どう言う訳か、小さい頃から現在も、同性にモテる。
喫煙ルーム、洗車場等で、男性に連絡先を求められることが多々ある。
だからと言ったらおかしいが、愛息子がゲイであると聞かされても何も思わなかった。
「あぁ、そう。」
この対応に、息子は大変驚いていた。
当然息子は、パパがそんな目に遭ってきたことは知らない。
ついこの間、どうしても愛息子の気持ちが理解したくて、初めて同意の上で男性と性行為に及んだ。
ー感想ー
「痛ぇよ。」
ただそれだけ。
多分もう、バグっちまってるんだと思う。
「女はこう言う目線で男を見るんだ。」
痛みと共にそんなことを考えた。
知らない世界がまだまだ沢山あって、これも立派な経験だなと思う。
人生一度切りしかないんだし、何にせよ経験は多い方がいいのかもしれない。
ただ、愛息子よ。
父は少し複雑だ。
色々同性愛について調べたが、
「父性の欠如」と言うものを目にした。
パパはパパなりにお前を愛したんだぞ!笑
どれだけ愛したつもりでいても、彼はそれを感じられなかったのかもしれない。
大体、愛なんてものは一方的なものだ。
親子だって他人だ。
お前はお前らしく生きればいいと思うよ。