「梅田哲也展 待ってここ好きなところだ wait this is my favorite part」の感想です

ワタリウム美術館で開催していた「梅田哲也展 待ってここ好きなところだ wait this is my favorite part」の感想です。2回目の時の感想です。

展示期間が終了したので備忘録的に投稿します。

オモコロのラジオで紹介されていた梅田哲也展。気になって訪れたところ最高だったため、2回目。
1回目は前期展示。後期展示はどんな違う仕掛けが待っているだろう?と気になり訪問。
前回よりも慣れた気持ちでエレベーターに乗った。今回の違ったところは、葉っぱを落とすタイミングが少し遅れたことと、ドアの出現。前はここは金属の鎖だったと思う。
暗所のセリフも、「東、西、北、南 この線がこの建物の中心線です。」や「この建物は道路に面していて、信号が変わると車の音がよく聞こえます」だけになっていた。1分前の自分のくだりはなかった。見る見られるの部分より、建物にフォーカスを当てた回だったのかな。
暗室の扉に穴が空いていて、覗くと信号が見えた。すごくくっきり信号が見えて、美しいと感じた。信号が変わると〜のセリフをよく感じさせてくれる。
事務所内に入ると、前回と打って変わって、女性が1人しかいなかった。ラジオは前回はワタリ美術館の成り立ちを話してたけど、今回はダライラマの話をしてた。
事務所を抜けると、そのまま3階に案内された。
糸電話を発見できた。誰かと話せるかな?と思ったけど、誰もいなかった。
今回は窓を開けてくれなくて、大きな風を感じることができなかった。そういえば、暗室の部屋を開けるときにまたヒカルくんが出てきて、嬉しかった。2回目だと、見たことあるキャストがいて嬉しい。
ストーリーテラーの方は、話していると思ったら録音だった。レオさん?という人が船まで案内してくれた。扉を潜って、楽しい。ヒカルさんがニヤッとしながら船に乗るように誘導していて面白い。
大きな窓を開けて、外に突き出された瞬間、私たちは見せ物になる。空き地にいる人々が、ヒカルさんとレオさんのお手振りに呼応して手を振る。私たちも手を振る。空き地にいる人たちしか、私たちが窓の奥から手を振ることに気づかない。みんな意外と自分の視界の外のことはどうでもいいみたいだ。
今回はルートが少し違った。前はカフェの横を横切って暗室に行ったけど、今回は書店にがっつり入った。書店の中の展示の説明を女性がしてくれる。きゅうりが食べられちゃった話とか、美術館の一部を暗室にして写真を現像した話とか,セルビア人のおじさんの写真を2年連続で同じ人同じポーズ同じ場所で撮ったこととか。
ヒカルくんが書店の中で、中心線の話をする。あとで書店に行ったあと、中心線を示す糸が壁から壁に引かれていたたことに気づいた。
暗室を通ったけど、そこまで変化はなさそうだった。カフェの時間が増えたので、暗室を通る時間は少なかった。
空き地で起きた新しい出来事は、ラッパを吹いている人が現れたこと。(前回気づかなかっただけかもですが)
新たに気づいたことは最初の暗室にいた人が実はこっちに手を振ってくれてたこと。糸電話で話せることを教えてくれる人や、お茶を教えてくれる人はいなくなってた。あの人が一般人だったのかキャストだったのか分からずじまいです。
前回はお辞儀で終わったけど,みんなが帰っていくのでお辞儀を見れなかった。あったのかな?
毎日最終の時間はパフォーマンスがあるそうだけど,チケットが売り切れてしまっていて見に行けなかった。この展示の全貌を知るお客さんはほぼいないのが恐ろしい。

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