SONY「aiboの里親」募集に見る、リユース×情緒的価値の面白い事例
こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』の塩月です。
SONYは2月6日、 「aibo」(ソニーの人工知能搭載ペットロボット)の
里親を募集すると発表 しました。
こちらの「aiboの里親プログラム」という取り組みは、
リユースと情緒的価値の融合という観点から非常に興味深い事例として読み取ることができます。
そこで、今回はこの「aiboの里親プログラム」が、リユースの観点から
どのような影響を与えているかについて解説します。
「aiboの里親プログラム」とは?
情緒的価値を重視したリユース事例
この事例で注目すべき点は、ただの再販ではなく
aiboの「情緒的価値」を重視した取り組みであることです。
このプログラムは、従来のリユースやリサイクルの概念を超え
愛着や記憶といった「情緒的要素」を取り入れた、新しいリユースの形を提示しています。
これは、モノとしての価値だけでなく、所有者との関係性や経験の蓄積といった
目に見えない価値(コト)を重視する現代の消費者の傾向を
反映していると言えるのではないでしょうか?
持続可能な社会づくりにも寄与
また、この取り組みは、持続可能な社会づくりにも寄与しています。
物の寿命を延ばし、新たなオーナーに引き継ぐことで、資源の節約や廃棄物の削減に繋がるのです。
これは、環境問題への意識が高まる中
エコロジーとエモーションを融合させた取り組みとして高く評価されるべきです。
いかがでしょうか?
今後、aiboの里親募集だけでなく、情緒的価値を踏まえたリユースが主流になるのか?など
大いに注目されるトピックだと感じています。
私たち『Selloop』の中でも、経済的価値だけではなく、情緒的価値を併せた取り組みが広がっていますので、改めて記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
▼こちらの記事もおすすめです