雑貨店「3COINS」の古着販売に見る、他ジャンルの企業がリユース施策を行うメリット
こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』です。
今回は、リユースビジネスへの参入を検討している企業様に向けて、
「3COINS」様のリユース施策をご紹介します。
雑貨店「3COINS」が行う”古着販売”とは
雑貨店「3COINS」は、3COINS原宿本店にて、
2024年4月22日(月)~5月5日(日)の期間限定で、古着の販売を実施しました。
「3COINS」は、300円のアイテムを中心とした雑貨店で
その原点は、『世界にたくさんある面白いモノをお店に並べること』であるといいます。
また、3COINSは、45以上のアパレルブランドを全国展開するパルグループの一員です。
そうした経緯から、30周年を迎えた2024年は、
『世界の古着』に着目し、古着販売を初めて実施したということです。
アパレル企業でないにもかかわらず、衣服のリユース施策を行ったという点で
非常に興味深い事例となっています。
アパレル専門店以外が行う”古着販売”の効果とは
まず特筆すべきは
実際に施策を行ってみると、古着を契機として顧客が増えたということです
(出典:INTER BELLE)。
そして、古着を契機とする顧客の増加は、雑貨店である「3COINS」にとって
雑貨にあまり関心がなかった新たな顧客との接点増加につながり
雑貨への興味を持つ機会を得ることができるため、既存事業に良い影響をもたらすと
考えられます。
特に、近年若年層は古着に対する抵抗が比較的少ないとされるため
30~40代の女性客が多い「3COINS」にとって
若年層へのアプローチとしても効果があったとのことです。
(出典:INTER BELLE)。
また、雑貨店ならではの観点では、
古着と雑貨の相性がとてもよく、古着販売を実施することにより、
雑貨と古着の組み合わせによる購買意欲の向上につながるなどの相乗効果も十分に期待できると考えられます。
このように、「3COINS」の施策は、既存事業と異なるジャンルのリユース施策であっても、
既存事業にとって良い影響をもたらすポテンシャルがあるということを示す一例であると考えることが出来ます。
おわりに
いかがでしたか?
リユース施策は専門店でなくとも実現可能であること、さらにはリユース施策が既存事業に良い影響をもたらすことをお分かり頂けたかと思います。
ただ一方で、いざ自社で独自に新規参入するとなると、高い専門性が必要であることも事実です。
そこで、二次流通支援サービス『Selloop』では
リユース事業の新規参入を、ブレインストーミングの段階から
ビジネス設計のコンサルティングや、各種開発・制作の代行、業務BPOによって支援しています。
もしこの記事をお読みになって、リユース事業の新規参入にご興味を抱かれた方は
Selloop webサイトより『noteを見た』とお気軽にご相談ください。
御社の現状から、リユース事業への参入までを、手厚くサポートさせていただきます!
この記事が、御社のリユース事業参入への契機になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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