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【循環型社会】自治体にも地球にも優しく。静岡・河津町、廃校備品をメルカリに出品。
こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』です。
先日、静岡県河津町は廃校になった小学校の備品を、日本最大級フリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品し、販売を始めたことを発表しました(出典:静岡新聞)。
今回は、こちらの事例について深堀してご紹介します。
備品出品の概要
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静岡県河津町は以前までは、廃校の備品を無償譲渡していました。
しかし、今回、メルカリにて有償での販売をスタートしました。
無事に買い取りが成立した場合には、現地で引き取りとし、
発生した収益は、町の教育関係の施策の財源に充てるということです。
地方財政の一助となるだけではない
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近年、日本の多くの自治体は人口減少や高齢化などにより、財政面で厳しい状況が続いています(出典:総務省)。
今回の取り組みで発生した収益は地方財政に直結するものであり、厳しい地方財政の一助となることでしょう。
また、特筆すべきは、
買い手がついた場合には現地にて引き取りする仕組みは、地域の交流の機会にもなるという点です。
地域の交流は、住民の孤立化防止や、住民の定着促進などに繋がり
リユースへの取り組みは、自治体にとって財政面以外のメリットも生み出しているといえます。
循環型社会の実現に貢献する
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また、今回の取り組みは、循環型社会の実現にも繋がるものです。
改めてにはなりますが、
循環型社会とは、限りある地球資源を持続可能な形で利用し、廃棄物を最小限に抑え、資源を繰り返し利用することを目指す社会のことをいいます(出典:環境省)。
今回の廃校備品の回収は、まさに、資源を繰り返し利用することにあたります。
こうした製品の二次流通の取り組みは、製品を、生産→消費→廃棄するという一方通行から、循環させる役割を果たすため、
循環型社会の実現にも繋がり、名実ともに地球にも優しい取り組みであると言えるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
昨今、SDGsの実現に向けた取り組みが当たり前になり、循環型社会という言葉を目にする機会が非常に増えてきたと感じます。
循環型社会とは何か、改めて考えるきっかけになれば幸いです。
今回は自治体の事例を紹介しましたが、多くの企業様もリユース事業への参入がとても増えています。
ただ一方で、いざ自社で独自に新規参入するとなると、高い専門性が必要であることも事実です。
そこで、『Selloop』ではリユース事業の新規参入を、ビジネス設計のコンサルティングや各種開発・制作の代行、業務BPOによって支援しています。
もしこの記事をお読みになって、リユース事業の新規参入にご興味を抱かれた方はSelloop webサイトより『noteを見た』とお気軽にご相談ください。
御社の現状から、リユース事業への参入までを
リスクが最小限になるよう、手厚くサポートさせていただきます!
この記事が、御社のリユース事業参入への契機になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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