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推しについて語る〜桔梗と犬夜叉のゆくえ〜第2段

前回の続きになります。
ネタバレ注意⚠️


犬夜叉に、四魂の玉を使用して"人間になろう"と提案する桔梗。
犬夜叉も大妖怪になることは辞めて、人間になって、桔梗と共に生きたいと決意するのでした。
いつ決行するか日時を決めて、2人は約束をします。

お互いに心を決め、期待を寄せ、相手を信頼し、未来に夢を馳せる夜。

犬夜叉からもらった
犬夜叉の母の形見の紅を塗ってみる桔梗。
それは儚くも美しい姿であった。


実は桔梗は、村のはずれの洞窟に、「鬼蜘蛛」という野盗を匿っていました。

鬼蜘蛛

鬼蜘蛛は散々悪事を働き、仕舞いには仲間も裏切り復讐され、全身大火傷をおおい、包帯を巻いてなんとか生きながらえている状態でした。慈悲深い桔梗は、鬼蜘蛛を看病し、密かに見守っていたのです。

看病をする桔梗

そんな鬼蜘蛛は、桔梗に対し恋心を抱きはじめます。
次第に強く桔梗のことを想うようになり、彼女を欲しくて欲しくてたまらなくなる鬼蜘蛛。
ある時「犬夜叉」という者が桔梗と仲良くしていることを知り、激しい嫉妬心を抱きます。
己の体が思うように動かず、愛しい女を自分のものにもできず、
やがて鬼蜘蛛の悪しき心、邪気に引き寄せられ、妖怪たちが集まり、鬼蜘蛛は、妖怪たちへ体を差し上げ、「奈落」という半妖に変化しました。(奈落の誕生)

奈落(姿は人見蔭刀)
人見蔭刀(ひとみかげわき)
という人間の姿を乗っ取った奈落。

奈落は変化(へんげ)が上手く、桔梗のもとに、犬夜叉の姿で出向き、四魂の玉の決行日の待ち合わせ時間を変えることを伝えます。
桔梗は犬夜叉だと思い、まんまと策略にはまってしまいます。

そして約束の当日。

犬夜叉に化けた奈落に裂かれて血を流す桔梗

犬夜叉に化けた奈落に体を引き裂かれて、大量に出血をして倒れる桔梗。
手を踏みつけられ、持っていた四魂の玉を奪われ、吐き捨てるように酷い言葉を言われる桔梗。
四魂の玉を奪い取った犬夜叉(奈落)は「今から村人皆殺しだ」と言って去りました。
桔梗は、それが犬夜叉だと思っており、「おのれ…犬夜叉…!!!」と激しい憎悪と怒りにまみれるのでした。

犬夜叉の方には、桔梗に化けて出た奈落。犬夜叉に向かって矢を放ち、犬夜叉も桔梗に裏切られたと勘違いをして逃げ出します。

桔梗に化けた奈落

そして、桔梗に裏切られたと思い、ヤケになった犬夜叉は四魂の玉を奪いに村へ来ます。(奈落は桔梗から奪った四魂の玉を村の祠へ戻していました)

四魂の玉を奪うことに成功し逃げている本物の犬夜叉。御神木の方へ逃げていき、そこに待ち伏せていた本物の桔梗。
お互いに感違いをしたまま、互いに裏切られたと思い、激しい怒りと悲しみがぶつかります。桔梗は重症を負っており、今にも倒れそうな中、意識を保って、最後の力を振り絞り、一生懸命弓を引きます。
犬夜叉めがけて矢を放つ桔梗。本気の矢でした。

封印の矢を放つ桔梗

矢が胸にヒットした犬夜叉、そのまま御神木にはりつけになるように矢が刺さり、意識を失い、眠りにつくのでした。「桔梗…てめぇ…」と言いながら。
一方、桔梗は犬夜叉を殺すことができる矢を放つこともできたはずですが、犬夜叉を愛していた為か、封印の矢に留めていたのです。
それから犬夜叉は50年もの間、封印されます。

桔梗は、犬夜叉を封印した直後、大量出血からその場で倒れて、妹の目の前で亡くなるのでした。
その際に妹に遺言を残しており、「こんなもののために(四魂の玉)、二度とこのようなことが起きぬよう、私の亡骸と共に燃やしなさい」と伝えます。

桔梗:四魂の玉と共に天へ


かごめと桔梗

そして何百年も経ち、現代の日本に”日暮かごめ"として転生した桔梗。
かごめの体の中には四魂の玉が宿っていました。
そして、ムカデじょうろうによって、井戸に落っこちて、犬夜叉のいる時代へ。

生まれ変わって犬夜叉の目の前にあらわらる
(しかし人格は別)


その後、四魂の玉が体内にある為、妖怪から狙われて、体を引き裂かれ、四魂の玉が体内から出てきます。

その後色々ハプニングがあり、奪われた四魂の玉を取り戻そうとカラスの妖怪に弓を放ったところ、間違えて四魂の玉も割れてしまい、四魂の玉はカケラとなってあらゆる場所へ散り散りに。

カラスの妖怪目掛けて矢を放つかごめ。


この後四魂のカケラは
流れ星のように空を四方八方飛んでいって
散ってしまうのでした。


その四魂のカケラを集めることと、因縁のラスボス奈落を倒すことが物語の主な目的となっています。


かごめと犬夜叉が集めた四魂のカケラ


後に桔梗は、鬼女裏陶(うらすえ)の妖術によって、骨と墓土の体で、蘇ってしまい、かごめの中に居た桔梗の魂がそこへ宿るのでした。

初めは魂がなく、人形のように倒れるだけの桔梗でしたが、かごめの中にあった桔梗の魂が、骨と墓土でできた、桔梗の体へ宿ってしまうのです。
まだ魂が完全ではない桔梗。
死んだ時の傷が現れ、
犬夜叉への恨み、憎しみが蘇る。
魂が宿った桔梗
「おのれ犬夜叉ぁ!!!何故裏切ったぁ?!」
記憶や感情は50年前のまま
蘇ってなお、犬夜叉を殺そうとする桔梗


死魂虫(しにだまちゅう)
死人となった桔梗。
桔梗の体を動かすには死魂(しにだま)が必要であり、
この虫が桔梗の元へ魂を運んでくれる。


復活しても、弓の技術は健在。
桔梗の姉貴!!かっこいいっす!!

蘇ってからは、玉を守るものとして生きていた頃より、感情を豊かに表すように、怒り、嫉妬などの感情もぶつけてくる姿が見られる。

椿との再会。なんか、こんな桔梗姉様も良い👍
死人となっても、村人や子どもには優しい桔梗。
時には悪女となり、かごめの前に立ち塞がることも。
(犬夜叉は私のものだと嫉妬する場面も)
高笑いをする桔梗。
霊力は高く、何かを察知する力が強い。
蘇ってからは激しく犬夜叉へ愛を求める姿も。
あの頃の恋心を密かに抱えて。
凛とした桔梗。
奈落との対決

後に奈落が原因で、自分たちは引き裂かれたことを知る桔梗。
打倒奈落に向けて、犬夜叉主人公サイド、桔梗サイド、殺生丸サイド等がそれぞれ動いていき交差していきます。

50年前の桔梗
この桔梗の表情も好き。


原作の桔梗

ネタバレになりますが、桔梗は最後、犬夜叉から愛の言葉を聞き、キスを受けて、魂は浄化され、本当の意味で、桔梗は居なくなります。
もう死人としてこの世を彷徨わなくていいんだよ。

ここはお互いに切ないシーンです。
犬夜叉の始まりの物語となった2人
現世で結ばれることは無かったのがとても切ないです。
エンディングの桔梗。

こんなに強く、優しく、儚い女性キャラはなかなかいないのではありませんか?!
桔梗お姉様に何度憧れたことか…!!
ぜひぜひアニメで動いている桔梗を見て頂きたいと思います✨✨


現代に来た犬夜叉

犬夜叉の話の中で、犬夜叉がかごめの現代に来る話が何話かあり、それもシュールでなかなか面白いです笑

ぜひとも、犬夜叉!!古いと思わずに見てみて下さいね( ^ω^ )

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