【J1②vs鳥栖レビュー】 引き出しが増えたぞ、鳥栖戦
J1第2節 鳥栖(H)
1△1 得点:鈴木武蔵
勝ち点2 10位
さてさて、ホームでの開幕を迎えたポヤトス・ガンバ。
わたくしは、仕事のためDAZNでの観戦。
現地観戦できないときは、情報遮断してDAZNで見るぞ!
と、固い意志で臨むんです。
が、しかし、そんなものはあっけなく覆されます。
我慢できないんです。
そして、結果を知るとしっかり見れないんです。
みなさまも、もれなく経験があると思われます。
といいつつも、2回も鳥栖との試合をみました。
どないやねん。。。
で、ホーム開幕戦のふりかえりです。
●前半12分の山見のシュートまでの展開
このシーンからポヤトス・ガンバの戦紐解きたいと思います。
シロートサッカー好きの解釈のため、紐解くどころか、ぐちゃぐちゃに紐が絡まる可能性大でございます。
ご了承くださいませ。
今節のスタメン。
システムは4−1−2−3で変わりなし。
わたくしの予想フォーメーションは見事に外れましたわ。
前節から2人変更。杉山→アラーノ、食野→山見。
これは、鳥栖のサッカーにともなっての変更だと思われます。
鳥栖は何しか、守備も攻撃も前へ前へなので、DFラインとGKの間に広大なスペースができます。そのスペースを活かすために、推進力のある山見とアラーノがWGに抜擢。
相手のサッカーによって選手起用を変えるのか?!
今後も注目ポイントですね。
次節の神戸は、ボールを保持できる展開になりそうです。
戦術大迫ですもんね。
●前半12分の山見のシュートまでの展開
ボール保持のスタートは、左サイドで黒川のスローインから。
DFラインでボールを保持、GK谷のからアンカーのあたりへのミドルパス。
これを、鳥栖の選手がヘディングするが、ギョンウォンの足元へ。
GKまでプレスをかけなかった鳥栖。
ボールを足元で保持をする谷。
味方も相手も全員フリーズ状態。
変な空気に我慢できず、谷のミドルパス。
この現象は、鳥栖戦では何度か見られましたが、あまりうまくボールを味方につけられていませんでした。
今後の課題ですね。
で、ボールを回収したギョンウォン。
ギョンウォン→ネタラヴィ→半田→アラーノ→半田
アラーノからリターンパスをもらった半田がドリブルでセンターサークル方向へドリブルで持ち上がり、センターサークル内の宇佐美へパス。
このとき、宇佐美の周りには鳥栖の選手が2人いました。
しかし【位置的優位】でフリーでボールを受けた宇佐美はターンで、前を向き、左WGの山見へパス。
中央に寄っていた(寄らされていた)鳥栖の右サイドには広大なスペース。
そのスペースへでボールをもらった山見がカットインからシュート。
鳥栖GKがセーブ。CK獲得となりました。
ポジショナルサッカーでよく言われる、【数的優位】【位置的優位】【質的優位】
鳥栖のマン・ツー・マン守備では、【数的優位】は谷・三浦・ギョンウォンの3人のところくらいでした。
特に、ミドルサード(ピッチ中央)では、ずっと数的同数。しかし、この前半12分のシーンでは【位置的優位】が見られました。
半田のドリブルが鳥栖のマン・ツー・マンをはがすことができました。
【ドリブル】は、マン・ツー・マン守備をするチームの攻略の一つになりそうです。
前半39分の宇佐美のシュートがポストを叩いたシーンも、ネタラヴィがドリブルで鳥栖の選手2人を剥がしたところから、ボールを前進させることができました。
グアルディオラ
「ビルドアップの目的はクリーンなボールを前線のアタッカーに送り届けることにある」
つまり、アタッカーがフリーの状態で前を向いて最終ラインに仕掛けられる状況を作ること。(モダンサッカーの教科書Ⅳ参照)
グアルディオラが言う現象が、ここ数年、皆無だったガンバにいくつも見られるのが嬉しいんです。
まだまだ、良いとこ・改善する(特に守備時)とこはたくさんありましたが、長くなりすぎるので今回は前半12分の場面だけで、
勘弁していただきたいと思います。
SNSやネットでガンバの振り返りを読む機会が増えました。
「よー、そんなとこまで見てるな」と。
ほんま、みなさん凄いです。
わたくしも、多角的・複合的にものごとを見られるようになりたいです。
日々、勉強ですね。
【まとめ】
柏、鳥栖とプレースタイルの異なる2チームと序盤で戦えたのは、ガンバにとって良かったのではと思います。
しっかり、守って長いボールを裏に放り込む柏。
→しっかり、ボールを保持できるようになりました。
攻めも守備も前へ前へで裏にスペースのある鳥栖。
→スペースを有効に使って、速い攻撃からシュートできるようになりました。
ガンバの引出しを増やしてくれて、ありがとうございます。
そして次節は、戦術大迫の神戸です。
現地観戦してきます!
今シーズン初観戦です!!
駄文を最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございます。
ここまで、読めたガンバサポはさすが、ここ数シーズンのメンタル修行で忍耐が鍛えられていらっしゃる。
ガンバれ、ガンバ大阪!!
ではでは。
神阪ダービーってなんや?!