【J1⑥vs湘南レビュー】 続けていくしかないんです。

山本悠樹選手の試合後コメント

--先制されるまでは内容の悪い試合に見えなかったが。
サッカーはミスするスポーツですし、大きい、小さい関係なくあると思う。今日はそれがたまたま(谷)晃生だっただけ。それに対して流れが良かった中で失点する形が続いているからこそ、全体としてすごく雰囲気が悪くなるとまでは言わないですけれど、ちょっと重たくなるのが試合をしていても感じる。それが今日、良くないほうに出た。

うまくいってる中でああいうことがあったとき、(ミスが)あるものだと思って受け入れて次に切り替えて、やれる選手がもっと出てこないといけない。それが1失点だったらゲームは壊れなかったと思いますが、それが3失点、4失点となってくると厳しくなってくる。

(〜後略〜)

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山本選手のコメントから読み取ると、今シーズンまだ未勝利の中で、致命的なミスを起こすとやはりチーム全体に悪い空気が流れるのですね。
「またかよ」って感じなのでしょう。
チームが勝っていて調子の良いときは、「すぐ追いつける」というメンタルになるのでしょうが、現状のガンバでは難しいです。
ピッチに圧倒的なリーダーシップを発揮できる選手が欲しいです。どうもガンバの選手はおとなしく、感情を表に出さない選手ばかりです。

山本選手のコメントの続き。

--ミスが続いてしまう要因はどこに感じている?
どこにあるんですかね。でも、ミスしたくてしている選手はいないですし、監督は試合前から「集中して試合に入る」と口すっぱくして言っていて、立ち上がりの失点はなくなってきて、全員集中して入れています。

(〜中略〜)

1失点であれば、変えていける力があると思うので、そこから崩れないことがまず大事ですし、スタイルを作っていく過程で辞めることが一番良くない。見ている人からしたらすごく腹ただしいと思いますけれど、集中してやってくれていると思います。今季から副キャプテンになって、(宇佐美)貴史くんがいない中で、(キャプテン)マークをつけてより俯瞰してチームを見ていても、みんなすごくよくやってくれていると思うので、結果が出ないことが悔しいですけれど、我慢強くやり続けるしかないのかなと思います。

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試合の序盤は、食野・アラーノの両WGがハーフスペース(永木の脇)に立ち位置を取りました。
ハーフスペースでターンを出来ないときは、壁になり中盤の3人にシンプルにボールを預け、ミドルサードで前向きのプレーが出来ていました。
これは、ポヤトス監督が今週のトレーニングで準備してきたことを選手が実行することができました。

【前半28分のシーン】

前半28分

シュートまで繋がりませんでしたが、意図をもったポゼッションで前進できました。

湘南のフォーメーションの弱みのアンカーと3CBの脇をガンバのWGがハーフレーンに立つことで、SBの半田が大外レーンの高い位置まで進入できました。

2失点目を喫する前半の38分間はボールも試合も支配していました。
だから、ミス絡みの1〜3失点は本当にもったいない。
そして前半46分に怪我なのか鈴木武蔵が交代したのも、もったいない。
長引くような怪我でないと良いのですが・・・。

前半で0−4となり試合は決まってしまいました。
後半にガンバも3−4−2−1のシステムに変更しました。この点差なのでシステムを変更しなくても、ガンバがボールを持ち湘南がカウンターを打ち出す展開になるのは予想できました。

前半、失点につながるミスを重ねてしまった谷も気持ちを切り替え、カウンターからの決定機を2度ほどセーブしました。

ジェバリの初ゴールとPK失敗があり1−4で大敗しました。
大敗の責任は選手起用を含め監督にあるとわたしは思いますが、今のサッカーを変更や監督交代をする必要はありません。今シーズンのガンバはどの試合も意図をもってボールも試合も支配する時間が長いんです。

わたしは、ポヤトス監督のサッカーが好きなんです。

そして、ポヤトス監督は対戦相手の戦術を分析し、対策をチームに落とし込むのができる優秀なコーチなんです。
だから、どの試合でもガンバが意図をもったサッカーが出来ているんです。

4月の7試合シリーズの1戦目は敗北となりました。
それでも試合は続きます。
次戦はパナスタでルヴァンカップ・FC東京戦です。Jリーグでは思うような結果が出ていませんが、ルヴァンカップでは現在リーグ首位です。
FC東京戦での良い結果を残して週末の川﨑戦でリーグ初勝利を手にしましょう。

ガンバれ、ガンバ大阪!!
ではでは。



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