【J1⑥vs湘南レビュー】 続けていくしかないんです。
山本悠樹選手の試合後コメント
山本選手のコメントから読み取ると、今シーズンまだ未勝利の中で、致命的なミスを起こすとやはりチーム全体に悪い空気が流れるのですね。
「またかよ」って感じなのでしょう。
チームが勝っていて調子の良いときは、「すぐ追いつける」というメンタルになるのでしょうが、現状のガンバでは難しいです。
ピッチに圧倒的なリーダーシップを発揮できる選手が欲しいです。どうもガンバの選手はおとなしく、感情を表に出さない選手ばかりです。
山本選手のコメントの続き。
試合の序盤は、食野・アラーノの両WGがハーフスペース(永木の脇)に立ち位置を取りました。
ハーフスペースでターンを出来ないときは、壁になり中盤の3人にシンプルにボールを預け、ミドルサードで前向きのプレーが出来ていました。
これは、ポヤトス監督が今週のトレーニングで準備してきたことを選手が実行することができました。
【前半28分のシーン】
シュートまで繋がりませんでしたが、意図をもったポゼッションで前進できました。
湘南のフォーメーションの弱みのアンカーと3CBの脇をガンバのWGがハーフレーンに立つことで、SBの半田が大外レーンの高い位置まで進入できました。
2失点目を喫する前半の38分間はボールも試合も支配していました。
だから、ミス絡みの1〜3失点は本当にもったいない。
そして前半46分に怪我なのか鈴木武蔵が交代したのも、もったいない。
長引くような怪我でないと良いのですが・・・。
前半で0−4となり試合は決まってしまいました。
後半にガンバも3−4−2−1のシステムに変更しました。この点差なのでシステムを変更しなくても、ガンバがボールを持ち湘南がカウンターを打ち出す展開になるのは予想できました。
前半、失点につながるミスを重ねてしまった谷も気持ちを切り替え、カウンターからの決定機を2度ほどセーブしました。
ジェバリの初ゴールとPK失敗があり1−4で大敗しました。
大敗の責任は選手起用を含め監督にあるとわたしは思いますが、今のサッカーを変更や監督交代をする必要はありません。今シーズンのガンバはどの試合も意図をもってボールも試合も支配する時間が長いんです。
わたしは、ポヤトス監督のサッカーが好きなんです。
そして、ポヤトス監督は対戦相手の戦術を分析し、対策をチームに落とし込むのができる優秀なコーチなんです。
だから、どの試合でもガンバが意図をもったサッカーが出来ているんです。
4月の7試合シリーズの1戦目は敗北となりました。
それでも試合は続きます。
次戦はパナスタでルヴァンカップ・FC東京戦です。Jリーグでは思うような結果が出ていませんが、ルヴァンカップでは現在リーグ首位です。
FC東京戦での良い結果を残して週末の川﨑戦でリーグ初勝利を手にしましょう。
ガンバれ、ガンバ大阪!!
ではでは。