シェアハウス・ロック(or日録)0223
コンピュータの不調2
今回は、前回の最後の「他のなにやらが悪さをしている」の解説から始める。
「15個体目のシェアハウスの住人1216(24)」で、たとえば「ハエトリグモ」を検索すると、リストの一番上に、
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みたいなものが出るようになったと申しあげた。これ以外にも、検索時にはもうひとつ、別の物販サイトみたいなものがトップに表示されるようになった。前回お話ししたPCHelpなんとかも、毎日必ず表示され、それをクリアするのも一仕事だった。
こういったものを呼び出すためのIPLのようなものが、コンフィグレーションのあたりにこいつらから送り込まれ、それらが悪さをして前回申しあげたような状態になるのだと私は思っていた。
それで修理店で、店員のあんちゃんが「ああ、これが悪さしていますね」と言って削除してくれることを期待していたのであるが、店員の提案はウィンドウズの再インストールだった。素人かよ。
最悪そうなるかなと予想はしていたので、再インストールで消えてしまって困るものは、USBメモリに移してからその店には行った。
もうひとつ、あんちゃんが「再インストールなら、今日中に渡せます」と言ったことも大きかった。やはり当日中に持って帰りたい。
ところが、これが大嘘。
私は、あんちゃんからの「完了!」の電話を待つためにチェーンの喫茶店に入ったのだが(チェーンの喫茶店ならねばれるからね)、長くかかることも予想して、近くのブックオフで非常用の文庫本『ルリボシカミキリの青』(福岡伸一)を買い求め、持久戦に臨んだのである。非常用を買っておいてよかったよ。持っていた文庫本を読み終わっても連絡はない。さらに非常用をほぼ読み終わったころ、「本日中はとても無理なんで明日来てください」とやっと連絡が来た。なんだい、まったく。
私は、今日中に受け取れることを前提に、再インストールを受け入れたのに、これじゃあ、まるでいいとこがないじゃないの。
でも、まあ、『ルリボシカミキリの青』はとてもおもしろかったんで、時間を無駄にした感じはあまりしなかった。
【追記】
上記、IPLは、Initial Program Loaderのアクロニム。本当のIPLは電源を入れた最初に呼ばれるが、「IPLのようなもの」は、もうちょっと後、だが、比較的初めのほうに呼ばれ、悪さをしている感じがする。