シャンパンファイト🍾🍾
2月の末日、世間は新型ウィルス🦠に
完全に振り回されている…
突然の休校宣言で代表のバースさんは
早速夫婦喧嘩になったらしい…
六本木のママをやっている奥様との間に
小学生の子どもが3人いる…
まぁその10年前から6年前の愛し合い方が
凄まじかったということだろう。
睦は美月の卓に座り、無駄な酒が並び
浅ましく笑う美月が甘えた声で囁く
「ああ、今日さぁラスソンは
Mね。ねぇ最後にキスしよう💞いいでしょ?」
やたら上機嫌で甘えてくる…
おそらく、見せつけてやりたい人間を
連れてきているんだろう。
ただ生憎今日は睦にも客人がいるのだ。
「終わりは理由を持つか…今聴くと深いよな」
「あたし達には終わりなんてないけどねー」
「呼ばれたから行くわ」
「あのタトゥーの娘❓派手だねぇ」
「やぁ、あれが蟹座の彼女かい❓」
「ようこそいらしてくださいました。帝」
下僕の如き姿勢で迎える。
「さてと、まずはドンペリのタワーを持ってきてくれるかい❓予算はそうだねぇ
500でいいかい❓」
「いきなりでいいんですか?」
「タワーを眺めながらドンペリを飲みたいねぇ
頼むよ」
「かしこまりました」
シャンパンタワーの登壇に
「姫の一言ー」
「カニ鍋が食べたいねぇ!面倒だから
ほじくってくれるかい❓」
歓声があがり、シャンパンをあおる🍾
「すごいじゃないあの娘…
タワーでいきなり勝利宣言か。
でもまたカニイジりかぁ、ワンパターンだねー」
「強がるなよ、向こうはとりあえずだからな
まだ出せるぞ!」
「ナニナニあのタトゥーちゃんと寝たの?
Sっぽいけど、ちゃんと満足させられた❓」
「別れには理由があるんだよ!
さよならだ👋」
「また始まったねぇ。うーん、とりあえず
アルマンドでも頼もうかな」
「無理だぞ。今日はあの内勤の間者はいない…
タワー潰しはさせないからな」
「そうだねー困ったなーラスソン
とられちゃうなあー」
「じゃあな、一回でも負けたら別れる。宣言は守れよ!」
「どうだいカニちゃんは?
悔しがってるようには見えないねぇ」
「大丈夫ですよ。なんだか悪あがきしてますが
今日は勝ち目がありませんよ」
「それで、ラストで追い討ちをかければいいのかな❓」
「よろしくお願いします」
「楽しいねぇ!今まで王様のように振る舞っていたカニが惨めに堕ちるとは。ん、なんだい❓
あの酒蔵のダンボールは?」
「え?」
バースさん達が大量のアルマンドを運んでいる…
「いやー歌舞伎町からすべての色のアルマンドが消える日が来ました‼️さぁ姫から一言」
「みんなで飲んでね🩷あたしは
王子と帰りますので💗よいしょー」
「お前、代表まで」
「いやーこんなに使ってんだから、
信頼関係できるでしょ‼️伝説の日だねー」
「ウソだ」
帝を見るがなにか楽しそうだ…
「レオナも飲んでね!」
帝が手を振る…
「お前ら!」
「彼女はねぇ、男をイジメることが
何より好きなの😊いまムーの絶望した顔😨を見て大満足みたいね」
「ウソだ」
「大丈夫❓お姉ちゃんがいっぱい慰めてあげるからね☺️💗」
了