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ホストというサンドバッグ(前編)

「キミはドMなのか」
「はーいそうっす」
なので酒を顔面にぶっかけた。
「…へ」
「礼はないのか❓嬉しくないのか❓」
「あ、あざーす🥲」
「酒クセェから着替えてこいよ!45秒以内な😊」
「は、ハイ」
牛肉も楽しそうに乗っかる…

「イヤ〜ドSコンビとホスクラは楽しいっすね😆」
「そうか。天秤宮どうだ😊楽しんでるか」
「…もう帰りたいです」
チビチビと葉が入れたシャンパンを飲み、小さくなってる。

「ったくさ。この店も麗菜に対応悪くね」
「仕方ない、ホンモノの美人には塩対応が
ホストの常套手段だ」
金を使いそうな雰囲気もないしな…

「あっしらはイマイチってことっすね😊」
「チ、舐めやがって。おい獅子宮サマ、
次はいきなりぶっかけてやろうぜ🤪」
「キミがヤレ」
「よーし、せっかく麗菜に遊びを経験させてやろうと来たのにこれじゃあなぁ😈」

すると少しオーラのあるオスが来た。
「ぉ〜サンライズのナンバー1、アムロさんすっよー」
「はじめまして、アムロです。ご一緒させてもらってよろしいですか」
「少々頭が高いね」
「失礼いたしました」
床に膝をつけて頭を下げる…
「ヘヘヘ😁じゃあ洗礼だよ」
牛肉がボトルごと頭にぶっかけた…
「イヤ〜いいっすね、水も滴るいいオトコ😆」
「チャーミングな洗礼ありがとうございます😊」
「ほう…さすがにナンバー1じゃないか。
なかなか言うじゃないか」
「あの、着替えてきてください❗️
風邪を引きます」
天秤宮が心配する…さぁどうでる❓
「ありがとう😊貴女は優しいね。着替えてきて良いですかな」
「ああいいぜ!ただし掃除係を呼べよ!」
「かしこまりました」

さっきの奴がモップで拭き、
すぐにアムロは戻ってきた。
「この4人のなかで、1番気に入ったメスの右に座れ❗️」
この遊びで天秤宮は1度も選ばれてない…
さぁどうする❓

「そうですね。では」
迷わず、天秤宮の右に座った…
「おキレイな方ですね。楽しんでますか❓」
「あぁ…あまりお酒に、強くなくて」
「ソフトドリンクもあります。ここのジンジャーエールは手作りです」
「ではそれをお願いします」
「ボクもジンジャーハイを頼んでいいですか?」
「ハイどうぞ」

「キミは巨乳好きか❓」
「そうですね。やはり男ですので目につきます」
「なんだよ胸目当てかよ🤪カスが!」
「それは否定しませんが、あまり楽しんでないようで、せっかく来られたんです。
楽しんでください」
ふふ🤭牛肉がつまらなそうな顔を見せる。
誠実そうなオスの態度が気に食わないのだろう。

「ありがとうございます。みなさんに強引に連れて来られて…こういう場所は苦手で」
「みなさんはご友人なんですか」
「職場仲間っすよー」
「当ててみろ。我々の職業を」

「そうですね…」

続く

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藤亀 堀之内守 紅鶴
ホントにありがとうございます😭 さらによい作品を作り還元していきたいと思います♪