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二代目の邂逅②
「ねぇ花蓮ちゃんはさ、二輪車しないの?」
「基本的にしませんね。誰としたいんですか?」
「あの...麗菜ちゃんと」
「あの人とは無理ですよー。もう予定がギチギチですもん…確か今日もどっかの金持ちと
お出かけでーす」
「ああ…失敗したぁ。あの時連絡先聞いておけばァ」
「入ったことあるんですか?」
「ああ、美月さんと二輪車でね」
「へー美月さんかーなら美月さんと二輪車しません❓麗菜さん美月さんとの二輪車は
よくやってるから、間に入ってもらうなら
美月さんが1番いいかも」
「でもオレ…美月さんにブロックされて」
「なにかしたんですか?」
「いや…ただ麗菜ちゃんにデレデレしてたから
切られたのかもしれない」
「へーまぁ私が麗菜さんと二輪車はありえないですね〜麗菜さんは私を恐れてますし!」
「そうなの」
「そうですよ!麗菜さんの天下を崩せるのは
私だけですもん…時間の問題ですね」
「そうなのか…」
「ねぇ…私だけを推してくれません?
勝ち馬に乗りたいでしょ?」
珍しく花蓮ちゃんが積極的に来た。
天秤だ…ここで花蓮推しを明言すれば
彼女の古参客として優遇されるかもしれない。
しかし麗菜ちゃんにこだわれば、裏切り者…
今度は花蓮ちゃんに切られる…
キスをする…相変わらず型通りというか
面白味がない舌もそんなに絡めてくれない。
「触ってぇ」手を乳に導かれ、揉む。
「麗菜さんなんかより全然いいでしょ💕」
「え...いややっぱりおっぱいは麗菜ちゃんの方がな…」
「は?」
「ああごめん🙏ごめん💦」
やべぇ口が滑ったァ!
「わかりましたよ‼️麗菜さんと二輪車しますね‼️直接対決すればわかりますよ‼️
私の方が優れていること」
怒ってる…しかし頰を膨らませた顔
かわいいなァ😍
▲ ▲ ▲ ▲
「麗菜さんの予定ってほんとにどうにかならないんですか?私絶対勝ちますから」
急に押し掛けてきて騒いでいる…
鷹月としても花蓮は推したい…
「ただね、あなた二輪車の講習受けてないじゃない。マッ◯も全然だし、もしお客様に
なにかあったらねー」
「なら講習受けますよ!そしたら麗菜さんと二輪車できるんですね!」
「麗菜の意向ってか…まぁ余程の事情がなければ断らないか…いいわちゃんと講習を受けて
くれれば、麗菜には私から話すわ。
これでいい❓」
「はーい、お疲れ様でーす」
花蓮はネットの鳴りが変わらずいいが
講習は相変わらずやる気なし
どうせすぐに逃げ出すだろう。
アンと葉に厳しくやるようにLINEを送った…
「はーあ、親の顔見たことあるけど、
お察しよね」
了
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