コンテンツ中毒恐怖症 2024/10/06
本や漫画、映画やアニメ等々何かしらのコンテンツに対して、見終わってしまったあとの喪失感を味わうことや、それを想像することが怖く感じる。
そのため全部一気に見ることなく、途中で止めたものがたくさんある。「続きが気にならないの?」と言われたことがあるが、その展開の続きを見るよりも作品が終わってしまうことが怖いのだ。
私の恐怖心に対して「気持ちはわかる。」と共感してもらえることはあるので、これはもしかしてそれに名称があるんじゃないか?と、いつものようにチャットGPTに聞いてみる。いろいろでてきたが、aiが即興で作り上げた言葉以外を取り上げると「PADS(Post Anime Depression Syndrome;ポスト・アニメ・デプレッション・シンドローム)」が似ているのかなと思った。これは所謂アニメ燃え尽き症候群で、アニメ試聴後に出会うであろうそのコンテンツのロス状態を味わうというもの。解決策は別の新しいアニメを見つけることらしい。まるでコンテンツのシャブ中だ。私達は生まれながらにしてコンテンツのシャブ中として生きている。
何度も◯◯ロスを味わっていると、新しいコンテンツでも「でもこれが読み(試聴し)終わってしまったら…」という予期不安が生じるようになった。この恐怖に耐えられるようにならないと、1つのコンテンツを見終えることが私は難しくなってしまう。
これに対する個人的に考えられる対策としては、誰かとリアルタイム同時視聴をすることで勢いで見てしまうことだったりする。同時視聴できるのは友人がベストだが、snsの不特定多数でも構わない。snsにハッシュタグをつけられたものを映像視聴中に追うとか、そもそも画面上に流れてくるコメントを追うとか。そういう意味では全盛期のTwitterやニコニコ動画は、新たな視聴の方法を生み出しているなと思える。ほかに同時視聴できないコンテンツでも、終わったあとに見た人の感想を聞いたり話したりするのも楽しみの一つとなり得るだろう。そういう話をできる友達がほしい。それかそういう人たちだけで感想を言い合えるスペース的なものないですか。
自分だけで作品のパワーを消化していくこともったいなさを感じます。そのままでいいんですか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?