ぶっ飛びたい 2024/11/03


父の親友の娘さんのことを時々思い出す。自分が人見知りすぎて喋ることが殆どなかったが、私の中では身近に見る(いい意味で)ぶっ飛んだ人物として印象に残っている。私もああいうふうに自由に振り切れたならどんなに良かったかと羨望として思い出すのだ。どういう人物かというと物心ついたときにはビールを嗜み、義務教育を終了する前に顔にピアス穴を何ヶ所も開けていた。かと思えば、今で言うマッチングアプリで知り合った外国人留学生と意気投合してそのまま嫁いでしまったという人物である。か、かっけ〜〜〜………。最初は情報が多くて飲み込めず固まってしまうが、冷やかし無しでかっこよすぎてため息も忘れてしまう。勿論周りからは変人として扱われていたが、辺鄙な田舎でそれができてしまうなんて改めてかっこよすぎる。それができたのは本人のメンタルの強さと批判する人がそんなにいなかったのかもしれない、憶測でしかないが。そういう意味では環境もメンタルもすべて負け犬の自分にできるわけがないのだが、変われるものならぶっとんだことができる人になりたい。

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